2022-05-05 11:00
なんてったってキヨハラ第21回「野球がホンマに好きやから」
相変わらずグラウンド内外で話題を提供する桑田は、95年開幕第2戦のヤクルト戦で完封ペースの快投を見せたが、9回の先頭打者、飯田哲也に頭部死球を当ててしまい危険球退場。チームは逆転負けを喫し、以降は背番号18も勝ち星から見放される。5月18日の横浜戦で3勝目を初完封で飾るも、打席で併殺を防ごうと一塁へ全力疾走した際に右カカトを痛めてしまう。さらに5月24日の阪神戦ではファウルの小飛球にダイビング・キャッチを敢行して右ヒジを東京ドームの硬い人工芝に強打。出場選手登録を抹消され、6月15日の阪神戦で復帰登板をするも5回途中降板。そして、20日の中日戦試合前、ブルペン投球中に右ヒジを抑え、「無理です……。投げられません」と苦痛に顔を歪ませ、先発予定も緊急回避してしまう。