2022-05-03 18:00

みうらじゅん「アブノーマルもラブさえあればラブノーマルだと思うんですよね」<永いおあずけ>

――『アイデン&ティティ』、『色即ぜねれいしょん』以外にもオファーが?

みうらじゅん その前に、『Slave of Love』(後に『愛にこんがらがって』に改題)というSMの小説を書いたんですけど、それもポルノ映画監督の方から映画化のお話をいただいて、何回も打ち合わせをしたものの暗礁に乗り上げちゃって。なんせエロ系って、予算的な問題や客層の問題もあって、なかなかうまく進行しないんでしょうね。でも、『変態だ』に関しては、どうにか低予算でも完成した。松竹系の新宿ピカデリーで公開されることになったんですけど。でも、どう考えたってピカデリーが埋まるような原作じゃないんだから(笑)。 なんにしても映画化した――ということもあったからなのか、再び『小説新潮』の官能特集に呼ばれ、ちょいちょい書くようになって、その作品群をまとめたのが今回の一冊なんですよね。

――『変態だ』の2年後に書かれている『僕のスター』は、どこか『変態だ』のスピンオフのような雰囲気があるのですが、意識されたことだったんですか?

みうらじゅん ありましたね。というのも、松竹から最初に依頼を受けたとき、「三部作くらいで考えてくれないか」って言われたんですよ。ですから、最終的には変態が宇宙に行くっていうジェイソンシリーズみたいなことを考えていた。でも、当たり前だけどポシャって(笑)。そういう構想があったから、どこかで話が地続きになったら、というのはありました。『僕のスター』に関しては、『アイデン&ティティ』の裏版として考えていた話で、『変態だ』以前の小説って、僕は青春モノを書いていた。『色即ぜねれいしょん』は高校時代の話で、『セックス・ドリンク・ロックンロール!』は大学時代の話。そして、卒業後が『アイデン&ティティ』。『アイデン』のその後が『僕のスター』につながったら……というようなことは考えていたんです 。以前から、僕は青春モノの裏にある、もっとドロドロしたものを書きたいという願望があったもんですから。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  2. 【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年
  3. SKE48荒井優希、ステージ上でリング上でひときわ目立った“存在感”
  4. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  5. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  6. ファンの追い風を受けて=LOVE(イコラブ)旋風が巻き起こる予感
  7. 「ひなた坂46」が横アリ2日間で起こした奇跡!山口陽世の「ひらがな、ぶちかませ!」でこじ開けられたグループの新たな扉
  8. 乃木坂46林瑠奈さんの飛躍の根底にある“2つの強み”
  9. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  10. Uインターの生き字引 鈴木健が語る 髙田延彦vs北尾光司戦の真実
  1. AKB48初の快挙!“研究生”センター八木愛月「今はすごく気合も入ってます」
  2. 日向坂46松田好花、『THE TIME,』共演の安住アナと“親子みたい”なツーショットを公開「素敵な思い出」「みんなから愛されていた」
  3. “ここからだ世代”のAKB48佐藤綺星「大人の自覚、芽生えました!」
  4. 元乃木坂46鈴木絢音の学生服&貴重なツインテール姿に「あざとさ全開!」「まだまだJKいけますよ!」と反響続々
  5. AKB48花田藍衣「大切に歌っていきたい」、65thシングル『まさかのConfession』カップリング曲でセンターに
  6. AKB48八木愛月ら18期研究生、8人全員そろって正規メンバーへ昇格
  7. 日向坂46楽屋立てこもり事件勃発!「撮れ高モンスター」松田好花の先輩潰しに佐々木久美「おい、松田」でクレーマー涙の土下座芸
  8. 『櫻坂46&週刊少年マガジン』グラビアコラボ最終週、山下瞳月のカバーカット解禁!的野美青×村井優・谷口愛季の新カットも
  9. 櫻坂46大沼晶保の海中釣り写真が「現役アイドルがやることではない」と話題に!過去には千鳥・大悟の飛び込み芸も再現
  10. 乃木坂46 久保史緒里の「負のオーラ」を察知した姉・永野芽郁が妹の活躍を大絶賛!お下がりでもらった服は「オシャレすぎてタンスに保管」