ヒャダイン的サ道探求記「狂い焚きサウナロード」本八幡レインボーで見えた虹の架け橋
音楽の大奇才が「ひゃほう!」「カッキーン」「ぶわーっ」「ととのうーーー」とサウナで想う、妄想幻想etc.
虹色の世界線120℃の彼方に
ども。以前からずっと気になっていた本八幡「レインボー」。色んな施設をオマージュすることでおなじみの上野「プレジデント」が、サウナ室の熱さを参考にしたという「レインボー」。気になっちゃいますよね。しかしまあ本八幡。遠いのよ。車で行けば30分くらいだけどやっぱり飲みたいじゃないですか、お酒。となると電車ですよね。秋葉原で中央総武線に乗り換えて約50分。行って参りました本八幡。駅に降りるや否や目が合うレインボー。ああ今からあそこに行くのかと思うとワクワクが止まりません。町並みはそんなに栄えているとは言えませんがそんなことどうだっていい! サウナへ直行。
ビルまるまるがカプセルとサウナになっている贅沢仕様。鶯谷の「サウナセンター」みたいな印象です。歴史はあれどとても清潔なロッカーで服を脱いで浴場へ向かうとフェイスタオル、バスタオル、そして館内着が置かれた棚が。いわゆる“布放題”! 嬉しいですねえ。もちろん節度を持って使いますよ。そして体を流していざ向かうはサウナ室。少し乱暴に「瞑想サウナ」と貼り紙がされたサウナ室にとりあえずGO! く、暗い……! 治安が悪くなるレベルに暗い! 室温は100℃くらい。吊り下げられたヴィヒタからもいい香りがしますね。テレビもなく、かろうじて視認できる12分計で時間の流れを確認するだけ。
左右を確認するとサウナハットで真摯に瞑想しているサウナーだらけ! いいですねいいですね。混んでるけど民度高いね! 私も目を半開きにして瞑想の世界へ没入。瞑想って面白いんですよ。何も考えないでいよう、と思った途端に色々な邪念が文字として脳内に流れてくるんですよね。事務的なこととか仕事のこととかが流れてくるんですけど、それをあえて否定せずに流れるままにまかせます。
「ああ、なんか考えてるなあ」と体をまかせたら自然と瞑想の世界は深まっていき、気持ちよく汗をかけます。この瞑想サウナは外的な刺激がほぼないので瞑想にぴったり! 8分ほど滞在したら水風呂へと。17℃くらいでしょうか。ブルーのライトで照らされているせいか水温は冷たく感じます。しっかり体を冷やしたら隣の不感の湯(※36℃前後の、冷たくも熱くも感じない温度の湯)にじゃぽん。いわゆる冷冷交代浴を楽しみます。少し水圧を感じながらも浮力で体が軽くなり、いつもとは違ったととのいが襲ってきます。気持ちいい……。このまま水に溶けちゃいそうだわ。
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ヒャダイン|音楽クリエイター。1980年大阪府生まれ。本名 前山田健一。3歳でピアノを始め、音楽キャリアをスタート。京大卒業後、本格的な作家活動を開始。様々なアーティストへ楽曲提供を行い、自身もタレントとして活動する。
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