松村沙友理の“女優魂”、己の信じる道をブレることなく貫き通す
2月17日の『秘密のケンミンSHOW極』に松村沙友理が大阪出身の「ケンミンスター」として出演していた。松村といえば、2011年、乃木坂46の1期生としてデビュー。選抜常連として、『CanCam』の専属モデルとして、あるいは、“さゆりんご軍団”の長として活動。昨年7月、同グループを卒業し、『BAILA』レギュラーモデルを務めたり、映画やドラマにたびたび出演したりもしている。『チョコプラCUP』などのバラエティにも進出中で、アイドルの肩書がなくなっても仕事に恵まれているOGだ。
そんな松村が『ケンミンSHOW』でどんな働きを見せるのか……。初登場として紹介された彼女、肩書は「女優」だった。確かに、それはその通り。映画やドラマに何本も出演している。まだこの肩書に視聴者が慣れていないだけなのか? それとも別の意図があるのか? そんなモヤモヤをかき消すかのように、松村は笑顔で手を叩きながら自己紹介を始める。
「私は大阪市の出身なんですけど、やっぱ大阪といったらソースじゃないですか。私もソースが大好きで、白米にもソースをかけて食べてます」
すかさず司会の久本雅美が疑問を投げかける。「白米にソースかけて何杯くらいいけるの?」松村のアンサーはこうだ。「炊飯器ごとこうやって抱えながら……」ジェスチャーをまじえて一発目の技を繰り出す。
たまりかねた陣内孝則が「女優なんだからさぁ、多少嘘は控えた方がいいと思う」と突っ込むと、松村は「嘘じゃないです~!」と笑顔で反論。ここで軽くひと笑いが起き、ひとまずは視聴者にインパクトを残すことに成功した。初登場としてやるべき仕事をきっちりこなしたと言っていい(陣内も「女優」という紹介のされ方にモヤモヤして、瞬時に突っ込んだのだろう)。