乃木坂46新内眞衣「常にやりたいことを自分で選択してきたから 今日死んでもあまり悔いはない ただ結婚したいとは思いますけどね(笑)」
――26年間で一番の壁は何でした?
新内 中学時代に友達がいなかったことですね。だけど1人じゃ生きていけないんですよ、どうしても。仕事もそうだし、家族も人間関係だし。人と関わらないで生きて行く選択肢がどれだけ考えてもなくて。じゃあ、自分が変わるしかないなと思って、そこから1つ壁を乗り越えた気がします。
――中学時代の新内さんが、今の自分を見たらどう思うんでしょうね。
新内 最底辺の頃に比べたら「お前、よく頑張ってきたよ」って(笑)。今は、いつ死んでも後悔しない人生を送りたいと思って生きているんです。だから、今日死んでもあまり悔いはない。
――すごいですね……どうして悔いがないと思えるんですか。
新内 常にやりたいことを自分で選択してきたから。乃木坂46に入る選択も自分だし、高校も大学も自分の行きたかった学校だし、友達も自分が良いなと思う人が周りにいてくれて。親孝行もしてきたので、あまり後悔はない。ただ結婚したいとは思いますけどね。全然先の話ですけど……(笑)。
――10年後は何をしてると思います?
新内 36歳か……結婚して主婦をやりつつ、アルバイトとかパートでも良いから働きたいですね。週末はIKEAとか、ららぽーとにお出かけして、夏休みはみんなでキャンプへ行ってみたいな。人生の中でアイドルというお仕事を経験できて良かったなと思ってるので、次は普通の生活もしてみたい。
――「普通の生活」って重みがありますね。そう考えたらアイドルになれるのは本当に一握りだし、特殊なお仕事ですよね。
新内 うーん、そうですか? 結構いるじゃないですか。
――乃木坂46に合格するのは選ばれし人ですよ。
新内 いやいや、私は運が良かったなと思います。乃木坂46じゃなかったら続けてなかったし、もしも自分の子供が「アイドルになりたい」と言ったら考えますもん。乃木坂46だから素敵な環境で、素敵な仲間たちと一緒に仕事できたけど、世の中はそんなに甘くないだろうなって。