乃木坂46新内眞衣「悩む時期はありました。正直、逃げ出したいと思っていたこともあった」
――なるほど。個人個人で活躍はしていても、グループの目標を達成するということも常に考えながら、それぞれが活動できていたということですね。
新内 そうですね。
――たしかにメンバーがグループを大切にしてるっていうのはすごくわかります。「私さえ良ければいいや」っていう方がいないですもんね。
新内 いないですね。乃木坂46に在籍してる以上、乃木坂46の看板があるから来る仕事の方が100%多いので、自分よりグループを優先するのは当たり前のことだと私も思っています。
――なぜ、皆さんそういう考えができるのでしょうか?
新内 単純に良い子が多いからだと思います。他のグループがどうなのかは経験してないのでわからないですが、乃木坂46はみんな仲良いですし、雰囲気が良いから仕事がしやすいんです。人間関係で悩んだりすると学校や職場って行きたくなくなるじゃないですか。そういうことがないんですよね。
――人間関係が円滑だと、仕事や勉強に集中できますもんね。
新内 活動しやすい環境があるというのは一番ありがたいことです。もちろんそこにはスタッフさんたちの努力のおかげもあると思います。
――当たり前ですが、東京ドーム到達には2期生も大きく貢献していると思うんですよ。
新内 貢献したかな~?(笑)
――していると思います! 2期生はどのように力になれたと思いますか?
新内 こう言ったら誤解を招きそうだけど、2期生の存在が1期生に先輩の自覚を持たせることができたのかなって思います。たぶん私たちが入ったとき、少なからず焦ったと思うんですよ。
――もちろんそうでしょうね。
新内 それで雰囲気が変わったという話は聞いたことがあります。先輩という立ち位置になることで、1期生はさらにちゃんとしなきゃっていう自覚を持ったんじゃないかと思うんですよね。
――なるほど。たしかに「先輩」という存在を作ることができるのは、「後輩」という存在だけですもんね。
新内 そういう面では貢献できていると思います。