Uインターの生き字引 鈴木健が語る 髙田延彦vs北尾光司戦の真実

――もし約束を破っていたら、試合後に問題になってますよね。

鈴木 北尾サイドが絶対に許さないよ。でも約束通り、相手の望む通りにやってキッチリKOしたから一切問題にならなかった。それどころか、向こうの北尾サイドにいたマネジメントの奴は、「Uインターのために何かやらせてください」って言ってきたんだから。

――そうなんですか。

鈴木 そうだよ。だからUインターの2周年だか3周年のパーティーを新横浜のグレイスホテルでやったんだけど、そいつがいろいろ取り仕切ったんだよ。でも、結局そいつはカネ持って逃げちゃったけどね(笑)。

――うわ~(笑)。なんかそういう話を聞くと、北尾さんの周りって胡散臭い人が多かった気がします。北尾さんが最初にUインターに上がって山崎一夫選手とやったとき、所属は空拳道だったじゃないですか。

鈴木 そう。あれは大文字三郎って人がやってたんだよね。だからUインターは最初、北尾光司個人と契約したんじゃなくて、大文字三郎を通して1試合700万円で契約したの。それで第1戦として山ちゃん(山崎一夫)とやる試合前にちゃんと700万円振り込んだんだけどさ、その後、北尾が「もらってない」って言い出して。

――空拳道側が北尾さんにわたしてなかった、と。

鈴木 そのまま持ち逃げしたみたいなんだよね。だけどこっちはもう振り込んでるから、北尾選手から「もらってない」と言われても、「もう払いました」としか言えないよね。

――そちらの問題ですよ、と。

鈴木 だから髙田vs北尾戦の時は、もう一回、あらためて北尾サイドと話をつけなきゃいけなかったから、それも大変だったの。で、髙田戦の時も試合前に振り込んでるからね。700万円って、けっこうな額でしょ?

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