2021→2022 年末年始テレビストリーミング<内田名人>
年末年始はテレビ漬け! なんて過ごし方は今は昔となりましたが、感動・炎上・スキャンダル……良い悪いも含め、まだまだテレビ番組が話題となった2022年の年明け。ここで、いろいろあったテレビシーンを巻き戻しつつ、本誌おなじみの顔ぶれが2022年テレビの注目人物・番組をご紹介!!
内田名人
明けましておめでとうございます! 大晦日、最低でしたね! あ、これは『第72回紅白歌合戦』(NHK)の視聴率が34.3%で歴代最低だった、ということですよ。放送前から「目玉ナシ」と言われていた今年の『紅白』でしたが……目玉だらけでしたよ? ええとYOASOBIでしょ、MISIAでしょ、それに瀬川瑛子に岩崎宏美、北島三郎。西城秀樹や美空ひばりもやってたな。……あ! すみません! これは『ものまねコロッケ 全部見せますスペシャル!』(1月8日/テレビ東京)でした! いやあ、ひさびさの“ロボ五木ひろし”フル尺バージョン、見応えあったなあ。え? 年末年始特番のページなのにちゃんとテレビを観ていたのかって? 失礼な! 恒例特番はしっかりとチェックしています。駅伝だと今年はチーム魔裂斗が優勝しましたよね。猫ひろし、連覇ならず! ほら『新春 芸能人対抗駅伝』(1月3日/テレビ東京)ですよ。そんな番組知らない?
じゃあ逆に言わせてもらいます。それはあなたがテレビを観ていないだけ!!
もうひとつの大晦日の定番といえば格闘技イベント『RIZIN』(フジテレビ)ですね。こちらは年明け早々、炎上系ユーチューバー・シバターVS元K-1王者・久保優太の“談合試合”が物議をかもしました。出場をゴネていたシバター選手がSNSを通じて久保選手に「1ラウンド目は手加減しながら軽く流し合い、2ラウンド目から本気で」といった申し合わせを行い、これに応じてしまった久保選手が、この“台本”を破ったシバター選手の腕ひしぎ逆十字で1ラウンド1本勝ちを取られてしまったアレです。久保選手は試合後、裏側を暴露しつつスポンサーやチケット買ったファンに迷惑がかかることを懸念して申し入れを飲んだ、と語っていましたが……。久保選手はどうしても話題が必要となる大晦日特番の犠牲者とも言えますね。
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内田名人|1974年生まれ。ライター。BUBKAアワードで毎年テレビ部門を担当。著書に『超ファミ漫』(太田出版)。
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