――アルコ＆ピースのお二人のノリには慣れましたか？

弓木　まだまだです。言葉をそのまま受け取っちゃって、イジリがあんまりわからなくて、今まで「バカやろー」とか言われたことないですし、ツッコミで「おい！」とか言われると「怒ってる？」って思っちゃって、うまく伝えられなかったり、「サイクロン掃除機」っていう単語が出てこなかったときもめっちゃ泣きそうになりました。

――掃除機の名前が出てこなくて。

弓木　あと、イントロクイズで乃木坂46の曲名を答えられなかったりとか。

――他にもそういうことはよくあるんですか？

弓木　多いかもしれないです。乃木坂工事中のB級ニュース(2020年12月20日放送)でも話したんですが、ナカジマさんっていう方がおばあちゃんの家の隣に住んでいて、おばあちゃんの家の洗濯機が壊れて家中水浸しになりかけたときに直してもらったりしたんですけど、その人、ナカジマさんっていう名前じゃなかったらしくて……。

――えっ？

弓木　放送の後、おばあちゃん家に帰ったときに実際に会って「ナカジマじゃないよ」って言われて。

――「ナカジマ」は一体どこから……？

弓木　直接言われて、本当の名前は忘れちゃったんですけど。

――どうしてナカジマさんだと思ったんですか？

弓木　打ち合わせの時に、「なんて名前の人ですか？」って聞かれたんですけど、記憶が曖昧で、なんとなく「ナカジマさんだろうな」と思って、ナカジマさんって言っちゃいました。

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弓木奈於＝ゆみき・なお│1999年2月3日生まれ、京都府出身。会話の節々に突拍子もない発言を織り交ぜ、独特の世界観の名言を残し続ける、弓木田独歩。最近は即興で歌を作り出す能力まで開花させ、これからも独自の世界を歩み続ける。愛称は「なおちゃん」。

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