乃木坂46秋元真夏「不安よりも『いまはまだ卒業できない』という状況になったことのほうが私にはうれしくて アイドルでなくなることが一番困ることなんです」
――秋元さん、3~4期生ライブ(11月26日/27日に国立代々木競技場第一体育館で開催)はご覧になられているんですか?
秋元 はい、1日目に行きました。
――いかがでした?
秋元 一緒に活動している選抜メンバーが出演する乃木坂46のライブっていままで一度も見たことがなかったんですけど、1~2期生がOGになったあとの未来のグループの姿を見ているような気持ちになりました。なんかみんな頼もしかったですね。3期生が「自分たちが引っ張っていかなくちゃいけない」ってかなり意気込んでるというのはリハーサルの時点で伝え聞いていたんですよ。その気合いもすごく伝わったし、3期生に必死に食らいついていこうとする4期生のがんばりも感じられたし。1期生と2期生がそうであったように3期生と4期生もずっと関わっていく関係になると思うから、そこの絆はこれからさらに大切なものになっていくと思います。
――特に印象に残ったメンバーをあげてもらえますか?
秋元 梅ちゃん(梅澤美波)のMCはなんの心配もなく聞いていられると思いました。いまもぜんぜんですけど、3年目ぐらいの私たちってもっとグダグダだったので(笑)。あと、久保(史緒里)ちゃんは普段のふわっとしたおとなしい雰囲気とはまた違ったかっこいいパフォーマンスを見せてくれて。『日常』でセンターを務めることもあってライブ前からすごく意気込んでいましたね。他にも良いところを出せているメンバーがたくさんいたので、全体ライブのときに先輩がいても怖気づかずに同じことができたらいいなって。うん、みんなこんなにポテンシャルが高かったんだっていううれしい発見がありましたね。
――気がついてみると乃木坂46の全メンバー43人中、1期生は11人、2期生は9人、3期生は12人、4期生は11人と、もう3~4期生が全体の半数以上を占めているんですよね。この一年でグループ全体のムードもだいぶ変わってきましたか?
秋元 そうですね。1期生と2期生の絆がより強くなったような気がします。残された身の寂しさもあって、やっぱりここは結託しておかないと、みたいな。ここが頼りだから辞められたら困りますっていう(笑)。「卒業しないよね?」って会話をナチュラルで聞くようになりました。あと、3期生も4期生が入ってきたらやっぱり先輩らしくなるんですよね。あの(大園)桃子ですら先輩っぽいというか、ちょっと大人に見えることがあるので。だからグループ全体としては良い状態にあると思います。