2022-03-06 17:00

乃木坂46賀喜遥香「大きな目標を立てるよりは、小さいことを頑張り続けようと そうすれば、気づいたときに上まで行けているんじゃないか」

――なるほど。そもそもなぜアニメーターになりたいと思ったんですか?

賀喜 アニメを観ていると心を動かされるような動き方とかあるじゃないですか。そういうふうに絵を動かしたいなと思って。例えばアイドルだったら私自身が人の心を動かしたりするけど、アニメだと描いた私は見えないわけじゃないですか。作った作品を通して人の心を動かす、そういうことをずっとしたいなと思っていたんです。

――そう考えると、裏方気質なところがあるんですかね。

賀喜 それはすごく思います。小、中、高校と仲の良い3人組があるんですけど、私は2人をずっと後ろから見守るのが好きで。教室でもみんなを後ろから見るのが好きだったんですよ。だから、前に出てっていうよりは後ろから支えるのが好きなんですかね。

――なのに、今は日本で一番目立つ場所に入ったわけですよね。そういう自分を変えたいという気持ちも強かったんでしょうか?

賀喜 うん、それが大きかったですね。私の周りの子は人前に出てもしっかりしていたから、そういう場面に遭遇するたびに「ああ、自分ってダメだな」といつも思っていて。人前で演説する方とかいるじゃないですか。そういうのってカッコいいけど、私には絶対にできないなと思ったので、そういうカッコいい大人になりたくて。

――それをカッコいいと思う気持ちはあるんですね。

賀喜 あります。ただ勇気がないだけで。

――そこに対する憧れがあったと。そういう人が、京セラドームに立つわけですよね。

賀喜 本当ですよ(笑)。でも、改めて先輩すごいなって本当に思いました。先輩たちの努力があったから、私たちもいきなり武道館に立てたわけですし。京セラでも出番じゃないときは、裏のモニターで観ていましたけど、先輩方に圧倒されて「自分はここにいていいのかな?」と思っちゃいました。

――どうしたら自信が持てるようになるんでしょうね?

賀喜 まだまだ未熟だし、どこまでやっても自信が持てない気がするから、今はただ目の前のことを頑張ろうと思いました。大きな目標を立てるよりは、小さいことを頑張り続けようと。そうすれば、気づいたときに上まで行けているんじゃないかと思うんです。

――アザーカットは発売中の「BUBKA2019年5月号」で!

賀喜遥香=かき・はるか|2001年8月8日生まれ、栃木県出身。乃木坂46 4期生の中でも最長身、関西弁も使いこなして、絵もかけちゃう、まさに最先端な「かきのハルカス」。はっきりとして聞き取りやすい声質のため、握手会ではファンとの会話が丸聞こえになるという事態が発生した、とか。後列が狙い目。

BUBKA (ブブカ) 2019年5月号
▼Amazonで購入

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING17:30更新

  1. 敗因は「飛ばないボール」? 問題だらけだったプレミア12を振り返る 青味噌のみそみそダイアリー #5
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. 乃木坂46弓木奈於、B級ニュースで話題の“ナカジマさん”「ナカジマさんっていう名前じゃなかった」
  4. 「舞台俳優」中村麗乃23歳の大願成就!乃木坂46の看板を背負い、憧れ続けた「あの人」が演じたヒロインへの道
  5. 乃木坂46、3期生の絆「今が一番の思い出」過去から現在そして未来へ
  6. 乃木坂46新内眞衣「常にやりたいことを自分で選択してきたから 今日死んでもあまり悔いはない ただ結婚したいとは思いますけどね(笑)」
  7. 【BUBKA1月号】『証言モーヲタ』刊行記念トークライブ『あの頃。』サミットVol.2イベントレポート
  8. 【昇天】ドラゴンズ万歳! 金丸獲得だけじゃない「満点超え」ドラフトの理由とは? 青味噌のみそみそダイアリー #4
  9. プロ野球・俺たちが忘れられない助っ人外国人たち…伊賀大介×中溝康隆が語る
  10. 齋藤樹愛羅さん、20歳の奇跡~=LOVEの“永遠の妹”が大人になる日~
  1. 日向坂46「丹生明里卒業セレモニー」、グループを象徴する笑顔の“にぱー”と美しい涙
  2. 井桁弘恵、5年ぶり2冊目の写真集発売決定!地元福岡と憧れの地トルコで撮影
  3. 日向坂46 丹生明里は「ハッピーオーラ」の象徴でした!「人を笑顔にしたい」彼女が見せた100%のラスト「にぱー」
  4. 新内眞衣、“ポップでエレガント”な卓上カレンダーに「デスク周りに置いて、毎日見てほしいです!」
  5. 櫻坂46、香港最大級の音楽フェスメインステージに立つ
  6. 「日向坂46 丹生明里卒業セレモニー」オレンジ色に染まった会場で披露した「絶対にやりたい曲たち」
  7. 櫻坂46大沼晶保「漁師の娘やめます」突飛な発言にメンバー爆笑
  8. 乃木坂46五百城茉央、お団子ヘア&キャミソール姿の素な新カット解禁
  9. 乃木坂46林瑠奈「ついに嚙みちぎって…」驚異の“咀嚼力”エピソードにスタジオ騒然
  10. 「ひなたフェス2024」初日が終了!22歳の誕生日を迎えた圧倒的センター小坂菜緒の魅力