乃木坂46賀喜遥香「大きな目標を立てるよりは、小さいことを頑張り続けようと そうすれば、気づいたときに上まで行けているんじゃないか」
アニメーターの夢
――それを実践しながら、様子を見ていると(笑)。そして、賀喜さんといえばイラスト。『乃木坂工事中』でも紹介されましたが、本当にイラストが上手ですよね。
賀喜 ちっちゃいときから絵を描くのが好きだったんですけど、少女マンガを読み始めてからは絵の仕事に就きたいなと思うようになって。
――将来、アニメーターになりたかったそうですが。
賀喜 そういうアニメの学校に行こうと思っていたんです。なのに、あんな稚拙な絵をテレビで披露してしまっていいのかと(苦笑)。
――いえいえ、そんなことないですって。学校の友達にも見せていました?
賀喜 学校のときはほとんど見せなかったですね。周りに寄ってこられるのがちょっと嫌で(笑)。教室で描いているとあるじゃないですか、「なにやってんの? 見せて? うわー、すごい!」みたいなくだりが。あれが苦手で(苦笑)。
――それで自分から壁を作っていたと(笑)。
賀喜 そういう空気を出しながらやっていました。だから、当時見せていたのはお母さんぐらい。そうすると、「上手になったやん。LINEのトップ画にするから貸して!」って喜んでくれるんです(笑)。
――では、高校に入ってからは?
賀喜 高校はあんまり他人に干渉しない子が多くて、好きなことを1人ひとりでやっている環境で。たまにお誕生日で「ちょうだい!」って言われた子には描いてあげたりするくらいでした。