乃木坂46齋藤飛鳥&星野みなみ「断られると思うけど飛鳥と二人旅に行きたい!」
――4年前、星野さんはまさにこの愛宕神社の階段を駆け上がる直前に「私たちはやる気がなさそうに見られがち」とこぼしていました。
星野 それこそ飛鳥は弱音を吐かないし、陰に隠れて泣いていたりすることもある。本人は隠れてるつもりかもしれないけど、メンバーは結構見てるから(笑)。私たちには見えてるけど、でもだからこそファンの人たちには淡々とやっているように映ってしまうのかもしれないね。飛鳥は裏で努力をしていても「努力してます!」ってアピールするようなタイプではないから。
齋藤 うん、そういうアピールは嫌い。
星野 飛鳥が初めてセンターに立ったときは本当に心配で「大丈夫かな?」ってみんなで言っていたんだけど、でもあんまり気にかけすぎて逆に感情的になっちゃってもよくないしと思って。飛鳥とは一緒にがんばっていた時期があるからこそ、いまひとりでセンターでがんばってる姿を見るとより応援したくなる。そういう意味では私にとって飛鳥は特別な存在なのかもしれないけど、やっぱりあくまで1期生として特別というか。ふたりでやっていた時期があるからこそ応援したいというのはそうなんだけどね。
齋藤 みなみってすごく素直だから、リアクションもぜんぶ口に出すし思ったこともすぐ顔に出る。でも、本当に深いところはあまり出してないような気がしていて。私も深いところは逆に見せたくないと思って普段から活動していて、みなみがどう思ってるかはわからないけど、見せないということでは一緒だからなんとなく共感みたいな気持ちがある。だから特別な存在というか、どうしてもみなみを気にかけてしまう。たぶんメンバーはみんなみなみを甘やかしたいとか可愛がりたいとかいう気持ちがあって、私の場合はそれに加えて「大丈夫なのかな?」って思いもあるからなんとなく見てしまうというか。そういう意味ではみなみを特別視しているところもあるのかもしれない。