乃木坂46与田祐希「『難しいからやらない』『あきらめる』っていうのは絶対違うなと思う できる限りは全力で挑戦したいなって思います」
――フロントに立つ同期の3人に触発されることはなかった?
与田 フロントだから、って理由で触発されることはなかったです。ただ、バースデーライブの『僕は僕を好きになる』の間奏部分で、美月が「離れていても私たちの心はみなさんのそばにいます。これからも、私たちと一緒に坂を上ってください。みなさんのことが大好きです!」って叫んだじゃないですか。リハーサルでは言ってなくて、本番で初めて聞いたんですけど、それが本当に心に響いて、ライブが終わったあと「めっちゃ感動したよ! 泣いちゃったよ!」って本人に伝えました。同期がそう言ってる姿を見て、私ももっと頑張らなきゃなって刺激を受けました。
――「もし今、自分がセンターになったら」って想像することはありますか?
与田 あんまり先のことは考えないようにしています。でも、もし、万が一そうなったとしても潰れないために準備はしておかないと、とは思っています。正直、何が起こるかはわからないじゃないですか。急に「これやってください」って言われることがあるかもしれないし。そうなったときに「できません……」とは絶対に言わないんですけど、すこしでも前向きに考えられるようにしておきたいな、って思います。
――いつでもマウンドに立てるように。
与田 もちろん怖い気持ちもあるけど、「いつでも来い!」っていう心構えでいないとダメなんだろうなって思います。たぶん1年前におなじ質問をされたら、「無理です、無理です」って言っていたと思うんですよ。でも、フロントに立つ同期の3人のかっこいい姿を見たり、この1年間でいろいろ考えることもあって、もし仮にそう言われたとしても、ちゃんと対応できる自分でいたいな、って思います。
――逃げ腰にならず、真正面から取り組みたい?
与田 それがセンターじゃなくても、前向きな自分でいることが大事なんじゃないかなって思います。そういう気持ちが確実にプラスに働くと思うので。
――清宮さんじゃないけど、与田さんかっこいいと思います。
与田 ははは。褒められた(笑)。