SKE48須田亜香里×山本昌「笑顔にスランプはない!」<BUBKAアーカイブ特別編>
――昌選手はドラフト5位で入団して、1軍定着までに時間がかかりましたが、彼女もずっと最後列にいたんです。
山本 3年ぐらいかかったってこと?
須田 3年間一番うしろにいました。
――始まったばかりの新しい公演で、ようやく前列に立てたんです。野球で言えば背番号18番みたいな。
須田 ありがたいです。
山本 すごいなぁ。確実に力つけてきたってことだよね。重みがあっていいですね。一瞬でポーンと出たわけじゃないから。ファンの方も徐々に認めてくれたんだろうね。そういう人のほうが強いと思いますね。
――1軍定着までに昌選手は何が支えだったんですか?
山本 僕は5年かかりましたけど、先輩の活躍を見ても、「すごいな。ああなりたいな」ぐらいだったんです。天と地の差があってね。そこに入ってプロの技術を身につけて、いろんなことを勉強しながら練習して。でも、やっぱり力の差は埋まらなかったですよ。それでも、練習で覚えたことが試合でできたっていうことの繰り返しなんですよ。正直言うと、一緒にプロに入った同級生が1軍に上がると、「いいな、あいつ」とか、そのレベルでしたよ。まだガキンチョでしたから、自分がダメで上がれないのに、「いいなぁ」っていうね。そう考えると彼女のほうがしっかりしてますよ。21歳の僕はファームで投げてる時だから、彼女はもう結果を出してる。名球会に入れるんじゃないですか。アイドル名球会に(笑)。