乃木坂46岩本蓮加×阪口珠美、若手座長の2人がアンダラを振り返る!口だけじゃないと証明した夜
――冒頭で阪口さんは、「以前とは違う自分になれた」と話したじゃないですか。それを聞いて、みり愛さんのことを思い出したんですよ。2017年4月のアンダーライブ初日のMCで泣いてしまったみり愛さんは、2日目の本番前のリハで怒られた。でも、3日目には別人のように逞しくなっていた。たった3日間でみり愛さんは変わったんですよね。人は変われるんだということをセンターを通じて見せることが大事なんだなと思います。
阪口 私もみり愛さんと似た経験をしました。初日のMCがうまくできなかったことが悔しくて、終演後に涙が止まらなくなってしまったんです。それに気づいてくれた先輩が連絡をくれたり励ましてくれたりしたんですけど、それでも収まらないくらい悔しくて悔しくて仕方なくて。その悔しさを2日目と3日目にぶつけようと心に決めてステージに立ちました。2日目は緊張が解けて、楽しんでできるようになって、3日目は……爆発しました(笑)。そんな経験ができて、よかったなって思います。
岩本 爆発してると思った(笑)。
――以前から、なぜアンダーのセンターは毎回のように変わるんだろうって疑問だったんです。でも、最近思うのは、そういった経験を積ませて、ひと皮むけさせたいというスタッフさんの親心なんだろうなっていうことなんです。
岩本 それはありますね。アンダーのセンターって、今まではあまり前に出たことがないメンバーとかに任されることが多いですよね。でも、そんな子がセンターを務めるからこそ成長がわかりやすく見えるんです。すごく頼もしくなるじゃないですか。
――阪口さん、ファンの人からの反響はいかがですか?
阪口 私推しの方は特に「たまちゃんで大丈夫か?」という見方をしていたと思います。でも、終わってからブログのコメントを読んだら、「推しててよかった!」「泣いちゃったよ」というものばかりでした。ステージから客席を見ていても、不安そうに見守ってくれている顔をしていて。「頑張れ~頑張れ~」みたいな。だから、少しだけ恩返しができたのかなって思います。