乃木坂46遠藤さくら「コントで恥を捨てられるようになったことはライブや歌番組での表現に活かせると思います」
――安心感というところだと、さらば青春の光のおふたりの存在は大きいのではないでしょうか。
遠藤 森田さんはいつもたくさんアドバイスをしてくれるので、すごく嬉しかったです。「キャプテン・ユリ」で、ダジャレばっかり言う怪人サクーラをやったときにも、「このダジャレでは、もっと間を空けた方がいい」「ここは逆にスッと言った方がいい」って細かく教えてもらえて、ありがたかったですね。
――コント挑戦で自分に変化があったとのことですが、他の人を見て自分ならこうする、またはあの役をやってみたいなどの視点を持つ事はありましたか?
遠藤 誰かの役をやってみたいとは思わなかったけど、自分だったらこうするかもっていうのは自然と考えるようになりました。昔だったら、コントなんて絶対に無理!って諦めてたと思うので、自分でも成長したなって感じます。
――『乃木坂どこへ』から『スキッツ』と、4期生だけの番組を続けてきたことで、同期の関係性に変化はありますか?
遠藤 番組を通して4期生同士の結束力が高まってきている気がします。コントを面白くするためにはどうしたらいいかを考えながら、お互いに高めあうことで、絆が強くなっている。『スキッツ』が始まるまで何カ月も会えない時間があったことで、久しぶりに会えた喜びも重なって、みんなと一緒の時間がどんどん楽しくなってます。
――たしかに以前より、4期生の“チーム感”が強くなってきているように感じます。『スキッツ』での経験は今後の乃木坂46の活動においても活きてきそうですね。
遠藤 恥を捨てられるようになったことは、ライブや歌番組での表現に活かせると思います。いろんな感情、雰囲気を表現するときに、恥じらいがあったら伝えられないじゃないですか。そういった部分で、これまで以上にできるようになるのかな。最近は歌番組でカメラに映ったときに「前よりも堂々として見える」って言ってもらえることが増えていて、これもコントで恥を捨てられたおかげかなと思います。