乃木坂46早川聖来「自信はないけど自分を信じようと鼓舞しているだけ」
――反応が怖かったんですか?
早川 出る杭は打たれるっていうじゃないですか。だから「お前なんかが悔しがってるんじゃないよ」って思われるんじゃないかって心配でした。でも、応援するよってコメントがすごく多かったんです。「ちゃんと言葉にしてくれたから、応援したいって思える」「言葉にしてくれたことで、自分も言葉にするのが怖くなくなった」とか。他にも「うまくいかない事が多いけど、自分だけじゃないと思えた」って。あんまり「選抜に入りたい」とか言ったらダメなのかなって感じてたけど、いざ口に出してみたら感謝されることが多かったので、他のみんなが言わなくても、私はどんどん思ったことを言っていきたいです。
――加入前はバレエやミュージカルなど、作品や演技を通して何かを伝えてきたわけですが、アイドルは自分の言動で人の背中を押すことができるわけですよね。
早川 自分の考えを伝えることで人を元気にできる仕事って、すごいですよね。やっててすごく楽しいです。昔から、自分が何か思った時に「これはどんな感情なんだろう」って深堀りしていくのが好きなタイプなので、それが活かせてるのかも。ブログやモバメなど発信できる場所をいただいて、ファンの方とコミュニケーションをとれて、私もいろいろ受け取ることで豊かになっていると思うので。