【BUBKA2月号】なんてったってキヨハラ第17回「主役交代の予兆」
甲子園のアイドルKKコンビも気がつけば20代中盤だ。毎年のように新しいスター候補が出現して、この夏は松井秀喜(星稜高)の5打席連続敬遠の話題一色に。同年のジュニアオールスターで代打決勝アーチを放ちMVPに選ばれ、「電車の中で、横にいる人がその新聞を読んでいるのを見て、なんか変な感じでした。照れくさいですね(笑)。全国版の新聞に載ったのは初めてでしたし……」なんて初々しいコメントを残す高卒ルーキーは18歳のオリックス鈴木選手。そう、まだ無名だった背番号51の鈴木一朗である。のちのイチローとゴジラ松井。数年後、彼らふたりの若者が新しい時代を切り開き、KKコンビに代わり平成球界を牽引する存在になっていく。悲しいけどこれがプロ野球なのよね。どんなに新しいものもやがて古くなる。時代の最先端を突っ走った者の宿命だ。でも、私がオバさんになっても、俺がオジさんになっても人生は続いていく。
――インタビューの続きは、発売中の「BUBKA2月号」で!
中溝康隆=なかみぞ・やすたか(プロ野球死亡遊戯)|1979年埼玉県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。ライター兼デザイナー。2010年10月より開設したブログ『プロ野球死亡遊戯』は現役選手の間でも話題に。『文春野球コラムペナントレース2017』では巨人担当として初代日本一に輝いた。主な著書に『プロ野球死亡遊戯』(文春文庫)、『ボス、俺を使ってくれないか?』(白泉社)、『原辰徳に憧れて-ビッグベイビーズのタツノリ30年愛-』(白夜書房)、『令和の巨人軍』『現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」』(新潮新書)などがある。
【BUBKA (ブブカ) 2022年 2月号】
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