アイドルのへそ#19 「変化」の1年 48を取り巻く風の時代【BUBKA2月号】
12月28日に発売された「BUBKA2月号」より注目の記事を抜粋して紹介する本記事。今回は連載企画「アイドルのへそ」をお届け。
衝撃の紅白落選から1年……。初期からグループを支えた人気メンバーの卒業、韓国から帰国した新たなエースたち。彼女たちにとって、2021年はかつてないほどの濃密な時間であった。伝統あるグループだからこそ直面する大きな壁に、2022年はどう立ち向かっていくべきか。
前向きな落選
年末ということで、このページでは2021年の国内48グループをそれぞれ振り返る。早速AKB48から見ていこう。
5月の峯岸みなみ卒業コンサートおよび単独コンサート、11月の横山由依卒業コンサート、12月の組閣など、2020年以上に話題は豊富だったが、なんといっても9月の『根も葉もRumor』発売がもっとも大きなトピックだった。
前号でも触れたが、これは秋元康総合プロデューサーが三重高校ダンス部の動画を見ていたことが起点となっていて、メンバーにはハードルが高いと思われたロックダンスを採用したことが功を奏した。
選抜メンバーは3時間の練習を1カ月積み、驚くほどの吸収力でハードルをクリア。歌番組や動画などで公開すると近年まれにみる勢いで拡散をした。
ロックダンスは一目見て難度の高さがわかり、「すごいことをやっている」ことが誰にでも伝わりやすい点がよかったし、グループが長時間のレッスンで時間を共有することで一体感が生まれた。卒業していった横山も、この一体感はかつて感じたことがないと話している。
【BUBKA (ブブカ) 2022年 2月号】
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