【BUBKA1月号】短期集中連載「DIVE INTO EBICHU MUSIC」#4 石崎ひゅーい

――今や、『ジャンプ』になくてはならないポイントになってますもんね。

石崎 そうですね。楽曲を作っている中で、エビ中のライブで安本さんがこんなふうにステージに立っていてとか、エビ中をずっと応援し続けているファンはエビ中に対してどんなことを思っているんだろうとか、そんなことを一つひとつ考えながら作っていたときに、生まれた言葉だったんですよね。最後の最後に、自分の中でも最後のパズルのピースがハマったなという感じがしました。

――『ジャンプ』では、「心臓のドラマ」というフレーズもインパクトが大きいです。

石崎 アイドルって、プロデューサーが決めた枠組みがあったり、考えたストーリーがあってもおかしくないと思うんですけど、エビ中の場合は本当に持って生まれた宿命みたいなもの、それ自体が彼女たちの活動のストーリーだなって、そんなことを考えていました。最初にも言ったんですけど、剥き出しの生身の感じというか、虚像でもファンタジーでもなんでもなくて、生々しいドラマであり、人間らしいっていう。それをどう言葉に落とし込めばいいかなと考えて出てきた言葉が、「心臓のドラマ」だったんです。

――『ジャンプ』というタイトルの楽曲ですけど、「ここからどこかへ」とか「今からこの先へ、次へ」というイメージが楽曲全体の中にあったということでしょうか?

石崎 そうですね。なんか……高く飛ぶというよりかは、「何かを超えていく」というイメージなんですけど。

――それは、石崎さん自身の心境ともリンクしている部分はありますか?

石崎 そうですね。エビ中の歌でもあるし、僕の歌でもあるなと思っています。

――インタビューの続きは、発売中の「BUBKA1月号」で!

石崎ひゅーい|1984年3月7日生まれ。茨城県水戸出身のシンガーソングライター。’12年『第三惑星交響曲』でメジャーデビュー。’18年、菅田将暉への提供曲のセルフカバー『さよならエレジー』を配信リリース。その他、『アズミ・ハルコは行方不明』や『そらのレストラン』といった映画に出演するなど、役者としても活躍している。

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