【BUBKA1月号】侍戦士と振り返る、80、90年代の豪快プロレス黄金時代…越中詩郎
――外国人レスラーは、前夜、日本人レスラーたちの宿舎が修羅場になってるなんて知らないわけですもんね(笑)。
越中 それで前田日明は、頭の中に瓶の破片が入ってるとかで、「誰だ、瓶で殴ったのは!」とか言ってるし、めちゃくちゃですよ。
――なぜか蛍光灯デスマッチをやったあと、みたいになってたんですね(笑)。
越中 でも、良くも悪くもみんなパワーがあったよね。ジョージ(高野)なんか、旅館の柱を蹴飛ばしてぶっ壊してたから。
――ジョージさんが、ドロップキックで旅館の柱をヘシ折ったというのは、本当だったんですね(笑)。
越中 あれは本当。すごいよね、ふつう柱なんか壊れないよ。
――ドリフのセットを壊してるんじゃないんだから。
越中 水洗便所のパイプだって、手で抜けるもんじゃないよ。それを抜いちゃうんだからさ。三面鏡を抱え上げて投げるのもありえないし。そりゃ、ケガ人も続出するよ。熊本の旅館では翌朝、荒川さんがまったく起きれなくて、仕方がないから両足を持って寝たまま引きずってバスに乗せたりさ(笑)。
――撃たれた熊みたいに(笑)。
越中 それで「今日は試合できない」って。当時はそれが許されたからね。欠場理由が「二日酔い」ってなんだよって(笑)。豪快でしたね。
――インタビューの続きは発売中の「BUBKA1月号」で!
越中詩郎=こしなか しろう|1958年生まれ、東京都江東区出身。1978年、全日本プロレスに入門。1979年3月5日、対園田一治戦でデビュー。1984年より、メキシコ、東南アジアへ遠征、“サムライ・シロー”の名で活躍。1985年、新日本プロレスに移籍後は反選手会同盟(平成維震軍)を結成してトップ戦線で活躍。1986年には初代IWGPジュニア王者、1998年には、天龍と組みIWGPタッグ王者を獲得。その後三沢光晴とのシングルマッチなど多くの選手とリングでまみえ、現在も現役で活躍中。
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