アメフラっシ、初の全国流通シングルリリース!インタビュー完全版【BUBKA12月号】
――ステージでのパフォーマンスを観たら、ものすごく驚かれると思います。今回、リリースされる初の全国流通シングル『SENSITIVE』もそうですけど、やる側としてはかなり難しいですよね、ダンスも楽曲も。
小島 昨年からこういう感じの楽曲をどんどんやってきて、正直、最初は「無理!」ってじたばたしていました。振り入れの段階でこれは難しすぎるって……。
愛来 最初のころは新しい見せ方をしなくちゃいけない、と思うから、それが不安要素になっていたんですけど、やればやっただけ自信にもなるっていうか、いろいろなものが身についていくのがわかるんですよね。それは自分だけじゃなくて、メンバーを見ていてもわかります。
――昨年、発表した『メタモルフォーズ』からそういう路線になっていったんですけど、本当は春に初披露するはずだったのがコロナの影響でライブが何カ月もできなくなってしまった。その間、みなさんは自宅で難しいダンスを練習して、リモートで先生も指導してくださったりして、結果、夏に初披露したときには見事な完成度になりました。いわゆる日本中がSTAYHOME期間に入っていた時期が、アメフラっシが変貌する大きなターニングポイントになったと思います。
愛来 あの時期がなかったら、アメフラっシはここまでこれていなかったと思います。自粛期間をムダに過ごさなかった、ということは強く感じています。それに昨年ぐらいから、魅せる。聴かせる楽曲が多くなってきているので、お客さんがマスクを着用して、声も出せない状況でも楽しんでいただけるかなって。
市川 そうだね。お客さんが声を出せない中でのライブは、アイドルではアメフラっシがいちばん楽しくできていると思います!