2021-11-06 11:00
【BUBKA12月号】RHYMESTER宇多丸のマブ論
あるいは、桐生ちありにあの関美彦が楽曲提供したシングル『Late Late Summer』も、限定販売ながら9月頭にはCDが出ていたのだから、間違いなく先月分に入れるべきところではありました……サマーソングと言うより「夏の終わりソング」がむしろ定番化しつつあるようにも感じる昨今、わかりやすいセンチメンタリズムではなく、あくまでデジタルなレイドバック感というか、一定の低体温をある種の矜持としてキープしてゆくかのようなこの独特の抒情性、確かに桐生ちありと関美彦の組み合わせが生んだケミストリーなのではないか、という気がします。
こちらも9月頭には配信が開始されていたサンダルテレフォン『真夏の匂い(naotyu- Remix)』も、(例えて言うならモンド・グロッソ『LIFE』と繋げてミックスしたくなるような)サンバ・テイストの四つ打ちチューンに変身していて、これまた当連載的には見逃しは痛い一曲でした!
――インタビューの続きは発売中の「BUBKA 2021年12月号」で!
宇多丸|ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパー。放送業界の最高栄誉「ギャラクシー賞」を受賞するなど、メディアでの活躍もめざましい。