2021-11-05 06:00

【BUBKA12月号】なんてったってキヨハラ第15回「キヨマーとニッポンの頂点」

30代の独身女性が結婚を考える男性に望む年収は2300万円以上というクレイジーな好景気の最中に、まだ“新”じゃない方のバリバリの加勢大周が主演を張り、東宝宣伝部は「邦画としては史上初の人気で、急遽、人気映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』を上映していた劇場で同時上映しました」なんて嬉しい悲鳴だ。

しかし、監督二作目『3-4×10月』を撮ったばかりのビートたけしからは「半分も見ないうちに逃げだしたくなっちゃった」と酷評され、それに対して桑田も『週刊明星』誌上で、「ボクの映画がわからない、楽しくないというのは、たけしさんの感性が低いからじゃないかな。30代のうちにもう1本撮って、今度こそ内容で納得させたい。そしてどちらが面白い映画を作るか、勝負しようじゃないですか」とのちの“世界のキタノ”に真正面から宣戦布告。

ついでにその夏、いちばん静かに5戦連続KOと不振に陥っていた巨人の桑田も7月17日の広島戦で1失点11奪三振の復活劇。

25日には東京地裁から、自身の野球生命を脅かした暴露本の著者N氏側との和解勧告が出てひと安心したのか、愛車BMW750のハンドルを握り連勝街道をひた走り、持っていた扇子について報道陣から聞かれると、「あっ、これ? 落語家になろうと思ってね」なんて例によって1秒も面白くないマスミギャグを炸裂させるのであった。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. プロ野球界において、「落合博満」こそ、最高のエンタメだ。〈ノーカット版〉
  3. 【追悼】酸欠少女さユりが私たちに残したもの
  4. 【BUBKA2月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―DABOの革命前夜(前編) 時代に選ばれた男“ Mr.FUDATZKEE”
  5. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  6. AKB48本田仁美がもたらす影響…圧倒的練習量から得たもの
  7. “天真爛漫なプリンセス”掛橋沙耶香さん、6年間本当にお疲れさまでした
  8. 【昇天】ドラゴンズ万歳! 金丸獲得だけじゃない「満点超え」ドラフトの理由とは? 青味噌のみそみそダイアリー #4
  9. プロインタビュアー吉田豪が遭遇したすごい人・トンデモ展開【BUBKAアワード】
  10. 本田翼、他の追随を許さないMC力・コミュニケーション能力
  1. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  2. 「なんてかわいいの!」櫻坂46中嶋優月と谷口愛季、キュートなダウン姿を披露!山﨑天はなかやまきんに君と夢の共演
  3. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  4. 乃木坂46「36thSGアンダーライブ」完遂!全国5都市を巡るZeppツアーに、座長の奥田いろは「何も後悔はありません」
  5. 「なにわ男子」大西流星、シャンプーのCM初出演!かわいらしい寝顔も披露
  6. 乃木坂46 岩本蓮加写真集『いたずらな風』に熱狂する菅原咲月だが、誘われたご飯は華麗にスルー!?
  7. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  8. 川口春奈『JJ』表紙風広告に登場…サントリー×光文社の異色のコラボが実現
  9. 櫻坂46全国ツアー最終東京ドーム公演、2日間で11万人動員!海外からもBuddiesが駆けつける
  10. 「死ぬ気で守る」2作連続で“センターに最も近い”乃木坂46 池田瑛紗の叫び続けた「魂の言葉」