2021-11-04 18:00

【BUBKA12月号】短期集中連載「DIVE INTO EBICHU MUSIC」#3 MIZUE&すみだしんや

――どう想像を膨らませていったんですか?

すみだ バイト時代の通勤時に、私立の小中高一貫校が使うバス停の前を通って、毎日そこでの光景を見ていた経験があったんです。学園ドラマとかによくある“あの光景”なんですけど、それもちょっと参考にしながら、題材に取り込んで楽曲制作スタートのきっかけにしたところはあります。そこで出てきたキーワードが、“清楚”、“わちゃわちゃ”、“キラキラ”の3つだったんです。

――結果、すごくエモーショナルで熱量のあるグッとくる楽曲になりましたが、“恵比寿にある私立の女子中”のイメージと、すみださんがバス停前を通ったときに見ていた光景の中には、高ぶるものというか、高揚感みたいなものがあったんでしょうか?

すみだ そうですね。曲がオーダーされたときのテーマにもあったんですけども、夢に向かっている、頑張っている人。そういう輝いてる子たちのイメージと、一方では中学時代、学生時代には思うようにいかない青春の真っ只中にいる切なさ、迷ってる感じ、もどかしさもある。その輝きと切なさ、もどかしさが、しょっちゅう行ったり来たりしてるような、あの時間の感じをメロディーに落とし込もうとして表現をしていきました。

――青春の輝きだけではなく、切なさやもどかしさも表現したからこそ、思春期に対して感情が行ったり来たりするイメージがあったからこそ、聴く側は『チャイム!』のメロディーに光と影の両方を感じられるのかなと、今のお話を聞いて思いました。

すみだ そうかもしれないですね。

――インタビューの続きは発売中の「BUBKA 2021年12月号」で!

MIZUE|作詞家。福岡県生まれ。私立恵比寿中学『チャイム!』の他、V6『Darling』、BOYSTYLE『ココロのちず』など性別、年齢を問わず様々なアーティストに作品提供中。作詞:MIZUE 作曲:すみだしんやの提供楽曲には、ももいろクローバー『きみゆき』、Task have Fun『星フルWISH』などがある。

すみだしんや|作曲家。大阪府生まれ。提供楽曲には、私立恵比寿中学『チャイム!』の他、AKB48『フライングゲット』(「第53回日本レコード大賞」にて大賞を受賞)、NMB48『ナギイチ』、乃木坂46『インフルエンサー』(「第59回日本レコード大賞」にて大賞を受賞)などがある。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. 【追悼】酸欠少女さユりが私たちに残したもの
  3. 【BUBKA2月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―DABOの革命前夜(前編) 時代に選ばれた男“ Mr.FUDATZKEE”
  4. プロ野球界において、「落合博満」こそ、最高のエンタメだ。〈ノーカット版〉
  5. AKB48本田仁美がもたらす影響…圧倒的練習量から得たもの
  6. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  7. 【昇天】ドラゴンズ万歳! 金丸獲得だけじゃない「満点超え」ドラフトの理由とは? 青味噌のみそみそダイアリー #4
  8. 乃木坂46柴田柚菜「どんな痛みか想像つかないのでやってみようって(笑)。自分で言うのもなんですけど、度胸はあると思います」
  9. 乃木坂46秋元真夏「不安よりも『いまはまだ卒業できない』という状況になったことのほうが私にはうれしくて アイドルでなくなることが一番困ることなんです」
  10. SKE48須田亜香里×山本昌「笑顔にスランプはない!」<BUBKAアーカイブ特別編>
  1. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  2. 「なんてかわいいの!」櫻坂46中嶋優月と谷口愛季、キュートなダウン姿を披露!山﨑天はなかやまきんに君と夢の共演
  3. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  4. 乃木坂46「36thSGアンダーライブ」完遂!全国5都市を巡るZeppツアーに、座長の奥田いろは「何も後悔はありません」
  5. 「なにわ男子」大西流星、シャンプーのCM初出演!かわいらしい寝顔も披露
  6. 乃木坂46 岩本蓮加写真集『いたずらな風』に熱狂する菅原咲月だが、誘われたご飯は華麗にスルー!?
  7. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  8. 川口春奈『JJ』表紙風広告に登場…サントリー×光文社の異色のコラボが実現
  9. 櫻坂46全国ツアー最終東京ドーム公演、2日間で11万人動員!海外からもBuddiesが駆けつける
  10. 「死ぬ気で守る」2作連続で“センターに最も近い”乃木坂46 池田瑛紗の叫び続けた「魂の言葉」