【BUBKA12月号】R-指定、自身最大キャパ 横浜アリーナへの思い そして、DABOとの出会い――
――舞台上の楽しそうな感じは、コロナ禍以降は見ることが難しい光景でもあったので、それにも感動しました……けどワチャワチャ過ぎる!(笑)
R-指定 ハハハ。俺らはかっこつけたいし、かっこいいラップもしたいんですけど、かっこつけるよりも楽しいが勝っちゃってるグループやから。あと、こんだけの人の前で、こんだけ自分らの好きなラップができる、それも自分らの昔からの友達とっていうのが最高なんですよね。それに梅田のメンツお互いそうやと思うんですけど、お互いがお互いのラップが上手いと思ってるし、その上手いラッパーの隣で調子コケるのが楽しいんですよね。上手いラッパーがカマしてる横で合いの手入れたり、Busta RhymesにとってのSpliff Starみたいなことを横でやったり。
――サイドMCを超えた「相棒」って感じだよね。
R-指定 そうそう。そういうアプローチで「どう? 俺の連れ?」「こいつヤバない?」みたいな顔でカマせるっていう。そういうことを私生活でしてこなかった奴らやから。俺なんか特に(笑)。
――イキリができるというか(笑)。
R-指定 逆に言うと、俺もそいつらを引き連れて自分がヴァース蹴ってる時にフレーズを言わせたり、合いの手入れさすのも気持ちいいですし、そういうのが楽しいですよね。大勢でラップする醍醐味というか。あと、サボれるっての良いですよね。