2021-11-03 06:00
【BUBKA12月号】TAJIRI、WWEからアジア新興団体まで世界を熱狂させた男が語る…旅とプロレスの関係性
――その時は、メキシコにどのくらいの期間行ってたんですか?
TAJIRI 10カ月くらいかな。じつはメキシコには大学時代にすでに2回行ってるんですよ。春休みをフルで2回行って。
――プロレスラーとしていく前に、旅人としてメキシコがどんなところか、すでに知ってたんですね(笑)。
TAJIRI メキシコって初めていくと、たいがい腹を壊すんですよ。それが2回目からは免疫ができて、いろんなことが大丈夫になる。だから学生のとき行っといてよかったですね。
――TAJIRIさんは、メキシコシティではペンション・アミーゴっていう、有名なバックパッカー宿に滞在していたんですよね。あそこが自分の原点、みたいな感じですか?
TAJIRI 大学生の時に初めて泊まったのがアミーゴだったので。
――それは、日本人レスラー御用達って知ってたんですか?
TAJIRI その時は知らなかったです。大学2年で初めて行った時は、プロレスラーは誰も滞在してなくて。卒業前にもう一回行った時、デカい化け物みたいな人がいて、畠中(浩旭)さんだったんですよ。畠中さんは、末期のUWAに出ていたので、ずっと住んでましたね。