2021-11-02 18:00
【BUBKA12月号】BOOK RETURN 話題の著者に直撃取材!!vol.36 永野『僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』
――セックス・ピストルズで「売女」という言葉を覚え、ブスって言う代わりにあえて「売女」と罵っていたなど、陰鬱かつ最高すぎるエピソードが、音楽を通じて語られている。その姿が、どこか他人事に思えないから面白いんですよね。
永野 主に90年代のロックについて語ってるんですけど、90年代って僕が16歳から26歳のとき。超多感なときにニルヴァーナとかに出会うわけですよ。今って、90年代的な感覚って古いって言われがちじゃないですか?
でも、僕の中では感覚や考え方がずっとそこで止まってるんですよね。普通であれば、歳を取るにつれて変わっていくと思うんですけど、全然それが変わってなくて。やべぇ、どうしようかなって思っていたんですけど、本になったことで客観的に自分を見直すことができて、ちょっと落ち着いたところがありましたね。
俺って、お笑い界の小●田圭吾だったんだなって。あ! 今後、オリンピックに関わりたいんで、今の発言は使わないでください!