【BUBKA12月号】横山由依卒業記念・杉作J太郎特別インタビュー
例えばの話、何か過ちを犯している人、何か邪(よこしま)な考えを持っている人がいたとしたら言葉でなく空気でそれを制するというような。心を浄化する、傷を癒す、そんな空気がなぜ出ているかと言うと、それはやはり由依さんの根底にある、あまりにも誠実で強い気持ちからでしょうね。
そこが秋元さんが由依さんを総監督に任命する決め手だったかもしれません。横山由依という存在は全ての暗闇を照らす光ですね。
由依さんご本人は気付いていないと思うんですが、僕はもうそういう存在になっていると思います。由依さんが『ハリーポッター』の世界にいたら作品も3作くらいで終わっていましたよ。だってあそこまで悪が栄えませんから。
この広能さん・文太さんのレクチャーは短い時間でしたけれども、教えるというよりも、こちらが「ああ、もう絶対に大丈夫だ」と確信を持った時間でしたね。そして大変良い空気に当てていただきました。感謝しています。僕もお会いした後から人間がよりマイルドになったかもしれません。
そして、こんなこと言うと宗教じみていますが……あのときお会いできていなかったら死んでいたかもしれないんですよ。当時それほどの悩みがありましたしね。いやもうね、人の運命を左右するパワーはゲッターズ飯田か横山由依かというくらいですよ。
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杉作J太郎|映画制作プロダクション「狼の墓場プロダクション」代表。詩人・ラジオディスクジョッキー・漫画家・俳優・ラッパー・映画監督・小説家とマルチに活躍。著書に『杉作J太郎が考えたこと』(青林工藝舎)など。今冬、監督作品『任侠秘録人間狩り』、『幽霊スナック殴り込み』がTSUTAYA系で配信開始(順次配信開始予定)されるほか、11月に詩集『杉作J太郎詩集』(よるひるプロ)を刊行予定。吾妻ひでおの漫画を原作とした映画『チョコレート・デリンジャー』もいよいよ完成間近!