2024-04-14 10:00

市川美織5年ぶり写真集発売…独創的なタイトルは自ら発案「まさか使われると思ってなかった」

およそ5年ぶりに写真集を発売する市川美織にインタビュー
およそ5年ぶりに写真集を発売する市川美織にインタビュー
この記事の画像(9枚)

アイドルグループ「AKB48/NMB48」の元メンバーで、2018年に卒業して以降は、モデル・タレント・アーティストとして活躍する市川美織が、4月18日(木)に、およそ5年ぶりとなる写真集『果汁29%』(玄光社)を発売する。このたび、出版を記念してインタビューに応じた市川が、作品の見どころやエピソード、そして独創的なタイトルに込めた思いなど語った。

――写真集発売おめでとうございます! 今回5年ぶりの写真集ということで、現在の心境はいかがですか?

市川美織:ありがとうございます! 初めて写真集を出させていただいた時から5年ぶりということで、こうしてまた新しいものを作らせていただけるっていうこと自体がすごくうれしいことです。今回は、私の人生のアルバムのような感覚の写真をいっぱい撮ったので、それを皆さんに見ていただけることがすごく楽しみです!

――実に5年ぶりということで、今回のオファーを受けた瞬間のお気持ちはいかがでしたか?

市川美織:初めて撮った時に、『また2ndもいつかやりたいですよね~』って話はしていて、でもこの5年間で世界的にもいろいろ情勢が変わったりもして。本当はもうちょっと前に出したかったっていうのもあったんですけど、ただ、5年ぶりにこうやってキリのいい5年というタイミングでまた出せたっていうことには何か意味があるんじゃないかなって思います。同じ玄光社さんで、すごくすてきな方に恵まれたなって思っています。

市川美織2nd写真集 果汁29%
Amazonで購入

市川美織2nd写真集 果汁29%

市川美織2nd写真集「果汁29%」より
市川美織2nd写真集「果汁29%」より
©川島小鳥/玄光社

――最初の段階で、すでにカメラマンさんは決まっていたのでしょうか?

市川美織:決まってなかったんですよ。とりあえずやりたいですねって、時期も未定のまま、『カメラマンさんどうしますか?』っていう流れで、どんな写真集にして、どんな写真を撮りたいかっていうのを一緒に考えていきました。その中で、川島小鳥さんという名前が出た時に、『いいですね!』と。 『もし撮っていただけるなら、私も小鳥さんがいいと思います!』と即決で(笑)。ただ、お忙しい方なので、『とにかく小鳥さんのスケジュールを確認しましょう、そして抑えましょう』と、そこで実現したという感じです。

――撮影するに当たって、市川さんからも意見とかアイデアとか出された感じですか?

市川美織:“絶対これをやりたい!”っていうのはなかったので、いろいろ候補を頂いた中で、“雪”を撮りたいっていうのはお願いさせていただきました。私が生まれたのが1994年の2月で、大雪が降った日とずっとお父さんお母さんから言われてきて、雪と何かあるんじゃないかなって思っていたので(笑)、12月に撮るっていうことが決まって、もし雪の中で撮れたら面白いんじゃないかなって。

市川美織2nd写真集「果汁29%」より
市川美織2nd写真集「果汁29%」より
©川島小鳥/玄光社

――そんな願いもかない、全編北海道ロケが決定しました。

市川美織:小鳥さんの撮影がOKになって、小鳥さんの世界観だったらレトロな雰囲気とかもいいよね…って。そういうところでピックアップしていただいた候補地がたくさんあって。その中に北海道も含まれていました。私もずっと雪がいいなと思っていたので、『北海道なら雪撮れますかね?』って聞いたら、『撮れるけど寒いよ』って言われましたが、せっかくやるんだったら、自分にまつわる何かを入れたいし、前回だったら、広島でレモン大使をやらせていただいているので、広島でオールロケをさせていただいて、レモンをちりばめた写真集になっていたので、今回はまた違ったテイストで、レトロな雰囲気の質感のもので、雪っていうものを重ねたらすごくかわいくなりそうだなって思いました。おいしいものも北海道にはたくさんあるし、『寒くても大丈夫です』と言って、 撮影地が北海道に決定しました。

――と言ってはいるものの、飛行機で降り立った北海道の一歩目はいかがでしたか?

市川美織:もうそれは12月の北海道ですから(笑)、『絶対寒いからとにかく厚着、暖かい格好してきて』って言われて、でも前日に『ちょっと雪がないかもしれない』って言われて(笑)、『雪がその日は降らないかもしれないし、なんなら解けているかもしれない』って言われていたのですが、実際に行ったら吹雪(笑)。『めっちゃ雪降ってるじゃないですか!』と、逆に喜びました。

市川美織2nd写真集「果汁29%」より
市川美織2nd写真集「果汁29%」より
©川島小鳥/玄光社

――絶好の撮影日和(笑)?

市川美織:いや~結構ですね…最初に撮ったシーンが公園だったんですけど、めっちゃ寒かったんですよ(笑)。でも雪で撮りたかったという私の願いをかなえていただいたので、めちゃめちゃ頑張って(笑)。カイロもたくさん貼って頑張りました(笑)。衣装の中は、すごく暖かくして、でもそれでも寒かったんですけど(笑)、でもいい作品を作るために、私も“一肌”脱ぎました。

――さすがに雪の中での“薄着カット”はないですよね?

市川美織:これスキー場のリフトで上に上がって行って、上がる時はさすがに着ていたんですけど、 降り立ってからはこの水着…ちょっと分かりづらいですけど水着っぽくなってて(笑)。これはちょっとだけ冒険しました。衣装選びの時に、この服がかわいくてどうしても着たいけどどこで着よう…ってなった時に、ここしかなくて、雪の中の水着(笑)。皆さんからは、『いや、寒いからやめといた方がいいよ』『そんな無理しなくていいよ』って言われたんですけど、せっかくだったらすてきな姿を外で撮りたいっていうことで、私が唯一『これは譲れません!』と伝えました。

――ほかに、市川さんこだわりの衣装などありますか?

市川美織:帽子ですね。被り物としてご存じの通りレモンがありますけど(笑)、被り物がやっぱりすごく好きで。全衣装に被り物を…最初、衣装さんと2人で盛り上がっちゃって(笑)、『これもかわいいねぇ』みたいな、『これも付けたらかわいいよね』『いやもう全部被ってるね…』みたいなぐらい(笑)、そしたら皆さんから『帽子はちょっと…何個か絞らせていただきますけど、大丈夫でしょうか?』と。別にそこまでこだわっていたわけじゃないんですけど、確かに多すぎたなと思いました。なのでちょこちょこ被り物もありつつ、我慢して被らなかったものもあるんだよっていうのをお伝えしたいです(笑)。

――もちろん全ページ全カットだとは思いますが、本日のお気に入りカットをご紹介いただけますか?

市川美織:本当そうなんですよね…本日のお気に入りカット…ちょっとどうしよう…全部かわいいと思っているので(笑)。ただ、顔のアップ写真、このサウナの写真とかまた違う感じで。ちょっと新しい私かもしれないですね。ちょっとセクシーでもありつつ、“サウナーみおりん”が見られるよっていう。所々にあるアップの写真っていうのが、またすごくいいなと思って、いろいろな表情が見られると思います。

市川美織2nd写真集「果汁29%」より
市川美織2nd写真集「果汁29%」より
©川島小鳥/玄光社

――そして、ひときわ異彩を放つタイトルです。

市川美織:こちらは私の発案です(笑)。本当にたくさんの、いろいろな意味を込めたすてきなタイトルを提案していただいて。それにプラスで、『もし自分でも何か案がありましたら、ぜひ考えてください』と言われていまして。どれもすごく面白いし、いいなと思ったんですけど、なんか違うなって…ずっと思ってて。でもだからといって、自分でどう付けたらいいかっていうのをすごく悩んで。

まず前回とは違う、レモンという要素をあまり入れてなくて、ちょっと水着で黄色を取り入れたりはしたんですけど、それよりも割と大人な私だったり、少女感のある私だったり、レモンだけじゃない私っていうのをすごく詰め込んだ感じがしています。

前回『PRIVATE』っていう、“プライベートの写真です”っていうので、そのままでやっていたんですけど、今回は中身もだし、タイトルでもインパクトもつけたいし、なんかいいタイトルないかなってちょっと考えたところ、レモンというものを入れるか、フレッシュっていうものを入れるかっていうのもいろいろ考えたんですが、それだとちょっとあまりにもダイレクトすぎるなっていうふうに思い、そのレモンっていうのを掛けるために、“果汁”っていうレモン果汁と、あと29パーセントは、30歳になる手前の29歳の時に実際に撮られた写真だったので、30歳になるには、あと1%足りなかった時のニュアンスが伝わればいいかなと。

それをちょっと掛け合わせた『果汁29%』と、若干ふざけた気持ちもありつつ、選ばれることないだろうなとか思いつつ(笑)、候補の中の最後に、このタイトル案を送ったんです。そしたら『果汁29%、いいですねぇ~』って言われて(笑)、『これですか!?』『これ、本当にいいんですか!?』みたいな(笑)。

適当ではないですけど、でもまさか使われると思ってなかったぐらいのちょっとしたアイデアが通ってしまって、ちょっと衝撃もありつつ、でも、それはそれで私らしさが出たなっていうのは言っていただく機会もあったので、よかったなって思います。

――写真集といえば、体作りに励む方もいらっしゃいますが、市川さんにはあまりそういう姿を想像できないのですが?

市川美織:ずっと『写真集を撮りましょう』と話していて、『いつ来るかな~』って思いながら、毎日くびれをつくる体操とか、二の腕をちょっと痩せようとかっていうのずっとやっていたんです。でもなかなか撮影のお話がなかったので油断してました(笑)。正直、ちょっと半年ぐらいサボっていた時に撮影が決まりました(笑)。『やばいやばい』と思って、そこから大体皆さんやっぱり腹筋とかやるじゃないですか。でも今あるその姿を撮ってもらえることが私の写真集でないかと思い、サボったと思われるかもしれないですけど(笑)、正直そこまで体作りを1年かけてやっていましたっていうのはなかったです。ナチュラル100%です。

市川美織2nd写真集「果汁29%」より
市川美織2nd写真集「果汁29%」より
©川島小鳥/玄光社

――写真集発売決定から先行カット公開、周りの方の反応などはいかがですか?

市川美織:まずファンの皆さんからは5年ぶりの写真集よかった・うれしいというお声をたくさん頂きました。かわいらしさと、ちょっと大人っぽい成長した自分と、結構いろいろな写真を撮ったので、すごく楽しみにしていてください。今、出ている先行カットより全然すごくいいカットがもっとあるので(笑)。

――では定番の質問を一つ。(この日の段階で)写真集に点数を付けるとしたら?

市川美織: 29点…いや129点とお伝えしたいんですが、どうしましょうか…BUBKAさん特別バージョンで、特別果汁100%もりもりもりもり!ですかね(笑)。もう満点…栄養満点でいかがですか(笑)。

市川美織2nd写真集「果汁29%」

発売日:2024年4月18日(木)
撮影:川島小鳥
発売・発行:株式会社玄光社

市川美織2nd写真集「果汁29%」より
市川美織2nd写真集「果汁29%」より
©川島小鳥/玄光社
市川美織2nd写真集は4月18日(木)に発売
市川美織2nd写真集は4月18日(木)に発売
「フレッシュレモンになりたいの~」でおなじみ市川美織
「フレッシュレモンになりたいの~」でおなじみ市川美織

市川美織2nd写真集 果汁29%
Amazonで購入

市川美織2nd写真集 果汁29%

市川美織1st写真集 PRIVATE Kindle版
Amazonで購入

市川美織1st写真集 PRIVATE Kindle版

トライエックス 2024年 市川美織 カレンダー CL-239 壁掛け B3
Amazonで購入

トライエックス 2024年 市川美織 カレンダー CL-239 壁掛け B3

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 元レースクイーン川村那月、お嬢様風役衣装公開に反響「プリンセスみたい」「ポニーテールお似合い」
  2. 干物グラドル吉野七宝実によるカレンダーがついに完成<アウト×デラックス>
  3. 岸明日香「皆さんに求めていただける限りはグラビアをやりたい」デビュー10周年を迎えてさらなる飛躍を誓う
  4. めざましお天気キャスター林佑香、1st写真集追加イベント開催決定
  5. 相楽伊織、グラビア初挑戦から半年「とても濃い日々を過ごさせていただいた」
  6. 日向坂46高本彩花1st写真集発売「天井を突き抜けるくらいうれしいです」自己採点は何点?
  7. 壇蜜「南国の鳥みたいな…」久々のイベント出演に気合のワンピース
  8. 櫻坂46大園玲1st写真集「半分光、半分影」より書店別特典ポストカード解禁!パネル展開催も決定
  9. キラフォレ白瀬乃愛、“初のグラビア撮影”は達家真姫宝を見習って
  10. 日向坂46金村美玖写真集「羅針盤」が2週連続1位を記録!振り袖姿の新カット公開
  1. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  2. 「なんてかわいいの!」櫻坂46中嶋優月と谷口愛季、キュートなダウン姿を披露!山﨑天はなかやまきんに君と夢の共演
  3. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  4. 乃木坂46「36thSGアンダーライブ」完遂!全国5都市を巡るZeppツアーに、座長の奥田いろは「何も後悔はありません」
  5. 「なにわ男子」大西流星、シャンプーのCM初出演!かわいらしい寝顔も披露
  6. 乃木坂46 岩本蓮加写真集『いたずらな風』に熱狂する菅原咲月だが、誘われたご飯は華麗にスルー!?
  7. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  8. 川口春奈『JJ』表紙風広告に登場…サントリー×光文社の異色のコラボが実現
  9. 櫻坂46全国ツアー最終東京ドーム公演、2日間で11万人動員!海外からもBuddiesが駆けつける
  10. 「死ぬ気で守る」2作連続で“センターに最も近い”乃木坂46 池田瑛紗の叫び続けた「魂の言葉」