日向坂46上村ひなの、お気に入りは“日向市駅”で撮影した1枚「違う人生を歩めてるような気がして」
アイドルグループ「日向坂46」の三期生・上村ひなののソロ写真集「そのままで」(主婦と生活社)が、9月12日(火)に発売される。日向坂46の10thシングル「Am I ready?」ではシングル表題曲で初のセンターを、またドラマ「DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ」では主演を務めるなど大活躍中の上村ひなの。今回、インタビューに応じた上村が、作品の見どころや撮影エピソードなどを語ってくれた。
――ファースト写真集「そのままで」発売おめでとうございます。出来上がりをご覧になっていかがでしょう。
上村ひなの:ありがとうございます! 撮影が楽しくて、本当に夢のような思い出なので、こうして一つの形になることがうれしいです。
――写真集発売が夢だったということですが、昔から写真集をご覧になる機会もあったのでしょうか?
上村ひなの:グループ加入前から“坂道グループ”が大好きだったので、先輩方の写真集をたくさん見させていただいていました。いつか自分の写真集も発売できたらいいなっていうのは本当に夢でした。
――では改めて、写真集オファーを受けた時の心境を教えてください。
上村ひなの:本当に信じられなかったです、うれしくて。本当に一番の一番くらいに強く思っていた夢だったので、こうして発売させていただけるなんて…ということがしばらく信じられないくらい本当にうれしかったです。
――そんなうれしいお知らせを、最初にお伝えしたのはどなたになりますか?
上村ひなの:やっぱり家族です。家族も私の活動をすごく応援してくれていて、時には相談に乗ってくれたり、すごく支えてもらっているので、家族からしたらアルバムみたいなものになるんですかね。こうして家族にもプレゼントできるっていうのがすごくうれしいです。
――その時点ですでに写真集のコンセプトやテーマなど見えていたのでしょうか?
上村ひなの:その時は、自分のやりたいこととかをちょっと考えておこうっていう感じで。撮影地が今回は宮崎県、埼玉県秩父、東京都というのも、私が行きたいところとか、縁のあるところ、あと、パワーがもらえるところっていうのを選ばせていただきました。あと、私の好きなウサギのぬいぐるみも写真集の中に結構登場したりするんですが、表紙にいるのは“ぴょんざぶろう”なんですけど、ぴょんこちゃんという、中くらいのサイズでもいたりします。
――ロケ地3カ所について、選んだ理由や撮影エピソード、印象的な出来事など教えていただけますか?
上村ひなの:宮崎県の日向市は、日向坂46っていうグループ名と同じ漢字で。番組のロケでも以前お邪魔させていただいたことがあって、それ以来です。気候もですけど、宮崎県の皆さまもすごく温かいっていう印象があったので。しかも日向坂46ともすごく縁が深い場所なので、ここで絶対撮りたいと思って選ばせていただきました。
――伝説の「空が上にあって」事件以来だったんですね。
上村ひなの:はい(笑)。その宮崎ロケで行ったところにも行かせていただいたりもしたので、また当時のことを思い出したりして、懐かしい気持ちになりました。もう4年くらい前ですね。
――秩父というのはどのような理由で選ばれたのでしょうか?
上村ひなの:おばあちゃんの地元で、自分としても何度も幼少期から訪れていて、思い入れの深い場所で、坂道合同オーディションを受ける前の合格祈願にも訪れた場所だったので、自分として大事な場所と言ったら秩父だなっていうことで選ばせていただきました。
――今回は何か願掛けみたいなことはされたのでしょうか?
上村ひなの:それもまた写真集の中に登場するかもしれないです(笑)。見てのお楽しみです。
――そして、東京都内ということですね。
上村ひなの:私、4月12日生まれで“春生まれ”なので、桜とどうしても撮りたくて、都内某所の桜と撮らせていただきました。紅葉のショットもあったり、桜のショットもあったりして、いろいろな季節感、四季折々の私も見ていただけるのではないかと思います。
――夢だったという写真集ですが、全ページ全カットだとは思いますが、あえて本日のお気に入りカットを挙げるとしたらいかがですか?
上村ひなの:本当に全ページ全カットなんですけど(笑)。『@Loppi・HMV』限定版の裏表紙にもなっている、日向市駅で撮った写真のカットです。この写真集の中に何枚かあるんですけど、駅で電車を待ってたり、ホームに佇む感じが、本当にこの宮崎県日向市で生活してる女子高生みたいで、日常を切り取ったみたいですごくお気に入りです。本当に電車が来た時に撮ったりとか、ここで生活してる女子高生みたいな気持ちで撮ったのが、また違う人生を歩めてるような気がしてうれしかったですね。
――これまで“先行カット”という形で何点が公開されてきました。やはり反響の大きさでいうと水着カットが一番かと思いますが、改めて撮影を振り返ってみていかがでしたか?
上村ひなの:やっぱり初めての水着撮影だったので、撮影前はちょっと緊張もしていたんですけど、でもいざ撮影が始まってみると暖かい気候からなのか、すごくリラックスして撮影することができました。ちょっとリラックスした笑顔だったり、先行カットの白水着だったり、ちょっと大人っぽい表情・いろいろな表情・いろいろな一面をお見せできたんじゃないかなと思います。
――普段から歌ったり踊ったり、ライブパフォーマンスによって体形維持はされているのかなと思いますが、今回の撮影のために特に体作りを意識されたことはありましたか?
上村ひなの:自然体な体作りというのを目標にしていたので、食べる物を、ちょっとタンパク質を多めに取ったりとか、あとは寝る前にちょっと腹筋をしてみたり、本当に無理のない範囲でやっていました。撮影が終わっても健康的な食事を取るっていう、そういうところはやっぱりアイドルの活動にもつながってくるし、健康にもなれる、いいことだと思うので続けています。
――日向坂46メンバーの皆さんの中にもこれまで写真集を出されている方がたくさんいらっしゃいます。そういう先輩方の作品を参考にされることもありましたか?
上村ひなの:そうですね、同じ出版社さんの、齊藤京子さんの写真集(「とっておきの恋人」2021年1月)だったり、いろいろな写真集を見てました。でもいろいろな方の写真集を見て思ったのが、やっぱりその人らしさが出ているなと。なんか自然体な表情がすごくいいなって思ったので、無理に気取ることなく、私も自然体な表情を収めていただきたいなっていう気持ちになりました。
――まさにタイトルの通り『そのままで』ということですね!
上村ひなの:そうですね(笑)。本当にぴったりなタイトルを付けていただいてありがたいです。
――それから今回の写真集の特徴がもう1カ所。背表紙カラーのバリエーションがあるというところかと思います。あまり聞いたことがない試みかと思います。
上村ひなの:まずその色を付けた理由が、本屋さんに実際に訪れて、写真集売り場を見に行った時に、パッと目を引いて元気をもらえるような、ちょっとカラフルな色味を背表紙にできたら面白いのかなと思ったからでした。『通常版』はグループカラーの“空色”になっていて、ちょっとこの表紙と裏表紙のデザインともマッチしていて、すごくすてきなものになっています。『@Loppi・HMV版』は私がすごく縁のあるというか、オーディションの時もちょっと赤色にまつわる自己紹介をしたりしたのと、あとサイリウムカラーにもなっている赤色。『楽天ブックス版』はおひさまをイメージした黄色。『紀伊國屋書店版』が私の一番好きな色、あと自然も大好きだったりするので、そういうエメラルドグリーンになっています。
――メンバーの方の反応もお伺いしたいのですが、これまで何点か先行カットが公開されてきましたが、先輩・同期・後輩の方から何か感想はもらいましたか?
上村ひなの:先行カットを見てくださった齊藤京子さんが『このショットかわいいね』ってすごく褒めてくださったりして、信じられないぐらいの熱量で褒めてくださったのが、もう本当にお優しいなと思って。こうやって後輩のことをいつも気にかけてくださっているんだなというのが、京子さんに限らず、皆さんだったんですけどとてもうれしかったです。
――“小坂の懐入り隊”の隊長さんはいかがですか?
上村ひなの:菜緒さんは、(小坂菜緒写真集『君は誰?』と)カメラマンさんが一緒で、撮影前とかにも『今度、実は写真集撮影してくるんです』とか相談もさせていただいて、『すごく楽しいよ』って菜緒さんから聞いてて、そういうアドバイスも頂いていたので早くお見せして、感想を聞いてみたいです。後輩メンバーも声を掛けてくれた子もいて、『すごく楽しみです』って。うれしいですね。
――上村さんに後輩メンバーがいるという事実も不思議な感じですが…?
上村ひなの:そうですよね、自分でも思います(笑)。当時最年少で入ってきて、最年少の期間が長かったこともあるので、それこそ水着のカットとか、ちょっとびっくりした方もいらっしゃるかもしれないんですけど。でも今回、また新しい挑戦ができてうれしかったです。
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