乃木坂46梅澤美波「歴史のあるこの場所から新たな夢へ歩き出します」
毎年夏の恒例行事となった乃木坂46の全国ツアー「真夏の全国ツアー2023」最終公演が、8月28日(月)に明治神宮野球場で行われた。
ライブ中盤では久保史緒里や向井葉月、金川紗耶、黒見明香、柴田柚菜を中心にプロ野球12球団のユニフォームを着用したメンバーたちが「Never say never」を堂々と歌唱。また、続くバラードアレンジが施された「シンクロニシティ」では久保史緒里や賀喜遥香などがソロを取りながら、メンバー全員でアカペラを交えて繊細な歌声を響かせていく。
そして、井上和からの提案で会場中のペンライトが一斉に消されたあと、「皆さんにとって大切な人のことを思い浮かべながら聴いてください」のメッセージとともに、最新シングル収録曲「誰かの肩」が感情をたっぷり込めて歌い紡がれていった。センターステージに灯された炎の明かりだけで歌唱するこの感動的かつ幻想的な演出は、野外ライブならではの醍醐味といえるだろう。
梅澤美波、山下美月、与田祐希による和やかなトークを挟み、ライブ後半戦では各期の原点的な楽曲がパフォーマンスされる。まずは5期生が「絶望の一秒前」で再び会場の温度を高めると、続く4期生は「4番目の光」でその勢いを引き継ぎ、最後は3期生が「三番目の風」で客席の熱気を沸点にまで上昇させてみせた。
その後、梅澤が「乃木坂の温度感を受け継ぎ、手を取り合い、歴史のあるこの場所から新たな夢へ歩き出します」と高らかに宣言し、「設定温度」を3~5期生で歌いつないでいく。かつて1~3期生によって神宮で歌われたこの曲が、時を経て新たな形に生まれ変わる。こうして乃木坂46の歴史は未来へとつながれていくのだと言わんばかりの演出に、客席からは惜しみない拍手が送られた。
メンバー個々の技量の高さが際立つダンストラックを経て、ライブもいよいよ佳境へ。遠藤の熱のこもったダンスが印象的な「ごめんねFingers crossed」、中西アルノが力強い歌声で観る者を惹きつける「Actually…」、与田&岩本蓮加のダブルセンターで華やかさを演出する「逃げ水」と、クールかつ幻想的な世界が展開されていく。さらに、5期生曲「バンドエイド剥がすような別れ方」、4期生曲「I see…」をメンバー全員で多幸感いっぱいにパフォーマンスすると、3期生曲「僕が手を叩く方へ」では会場中がハンドクラップでひとつになり最高潮を迎える。
文/西廣智一
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