DDT所属の人気女子プロレスラー赤井沙希が、東京・秋葉原にある書泉ブックタワーで行われた引退メモリアル写真集「GRACIA」(講談社)発売記念記者会見に出席。作品に込めた想いや撮影エピソード、さらにこれまで10年間に及んだプロレスラー人生を振り返った。

プロレスデビュー10周年の節目の年、現役引退を決意した赤井沙希。本作では、洗練された肉体美はもちろんのこと、貴重なコスチューム姿での練習風景や大胆にもランジェリーがはだけるベッドシーンなども収録。プロレスラーとして、そして一人の女性としての“ありのままの赤井沙希”を封じ込めた、10年間の最後を飾るメモリアルな写真集となっている。

出来上がった作品を手にした赤井は「この写真集を発売するに当たって、自分が今までプロレスをやってきた10年間を一つの本という形で記録に残したかったことと、皆さまの記憶に残したいと思って、この写真集が実現しました。なので、こうやってそれが形となって、自分の思いを超えて実際見ることになって、すごく感慨深いです」と、しみじみその感想を明かした。

千葉県内のほか、普段トレーニングをしているという道場でも撮影が行われた。自身のお気に入りカットについて「自分自身も、女性の写真集ってすごく好きなので、よく買って見たりしているので、こういうお洋服を着てシャワー浴びている…みたいなのをやってみたいっていう自分の願望と、あとちょっと表情とか含めて女性らしさ、ちょっと色っぽいものを演出できたかなと思いつつ、あんまり女性でここまで“シックスパック”ってあんまりないと思うので(笑)、シックスパックと腹斜筋が出ているので、このアンバランスさが他の写真集にはない部分だと思うので、ちょっと写真集コーナーでは浮いちゃうかもしれないんですけど(笑)、そこは個性として皆さんに受け取ってほしいなと思います」と、赤井沙希らしい見開きカットを提示した。

また「作品に点数を付けるとしたら？」との定番の質問には「100万点でお願いします(笑)」と即答。続けて「理由は、制作に当たって何回も何回も打ち合わせをさせていただいて、本当にこの表紙の質感から写真選びまで、この裏のこの色だったり、もう細かい写真とかも至るところまで自分の意思を尊重してくださって、自分の今までのプロレス人生を込めたいっていう思いが重なってできたものなので、本当に皆さまの力の…ご協力のおかげでできた作品なので、その点数がふさわしいと思っております」と、その出来に胸を張っていた。

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