モデル安斉星来1st写真集発売!お気に入りカットは「道なき道を進んで行った」“綺麗な滝”
モデルやタレント、俳優としても活躍中の、安斉星来(あんざい せいら)の1st写真集『Sirius(シリウス)』(幻冬舎)が、7月5日(水)に発売された。このたび安斉がインタビューに応じ、作品の見どころやこだわり、さらに撮影のエピソードなどを語った。
本作では、奄美大島の大自然の中で撮影された生命力あふれるカットや、ホテルで魅せた抜群のスタイル、一目で引き込まれてしまう表情などが満載。全てのページを通して安斉自身の強さが伝わる1冊に仕上がっている。
――写真集発売おめでとうございます。実際に出来上がりを見ていかがでしょうか?
安斉星来:ありがとうございます! 写真集の構成や表紙選びにも携わらせていただいたのですが、スタッフの皆さんと一緒に決めさせていただいたので今までは紙(※確認用のゲラ)でしか見ていなかったので、1冊になるとやっと実感が湧いてくるというか。『これが世に出るんだ』と、なんか不思議な感覚ですね。
――あと2日後くらい(※取材時点で)には店頭に並ぶんですね。心境としてはいかがですか?
安斉星来:そうか! そうですね! (写真集を手にして)これが本屋さんにいるんですもんね。やっと今実感が湧いてきました(笑)。
――芸能活動を始めていく中で、“写真集”というのは目標の一つだったりしたわけですか?
安斉星来:そうですね。でも、こんなに早くお声を掛けていただけるとは思っていなかったので、夢のようでした。芸能活動されている方は写真集を出されることが多いと思うんですけど、それって当たり前のことじゃなくて。10代で出せるってやっぱりすごく素晴らしいことだと思いますし、そういう機会をつくってくださった皆さんに感謝しています。
――ロケ地が奄美大島と伺っております。こちらは安斉さんのご希望・ご提案だったりしますか?
安斉星来:皆さんにいろいろ案をいただいた中から、自分のイメージに合っている場所を選びました。奄美大島ってすごく自然豊かな場所で、自由さを感じ取ることができて。スタッフの皆さんも「奄美大島、星来ちゃんっぽいよ」と言ってくださったりとか、マネージャーさんも奄美大島がよかったと思っていたらしくて、皆さん考えることは一緒なんだなと思いました。
――奄美大島は初めてですか?
安斉星来:初めてです。でも下調べ通り、本当に自然がいっぱいで、大地の広さを感じることができました。
――ちなみに今回撮影は時期的にはいつ頃だったんですか?
安斉星来:昨年11月でした。半袖だと寒い、パーカーが着られるくらいの気温でした。
――天気とかはいかがでしたか? 奄美大島は結構雨の多い印象がありますけど…。
安斉星来:そうでした…写真集の最初にある夕日のカットの時は、雨が降っていて、夕焼けを撮りたかったのに撮れなかったんです。でも、一瞬だけ晴れた時があって、みんなで走って撮りに行きました。撮る時だけ晴れてくれて。
――今回、タイトルが「Sirius(シリウス)」ということで、こちらは安斉さんのご提案だったりしますか?
安斉星来:表紙の写真を決めるときに「タイトルは何がいいかな」とスタッフの皆さんと話して、星…やっぱり安斉“星”来ということで、“星”関連のものがいいねと。皆さんと話し合っている中でスタッフの方から「シリウスはどうですか?」と提案いただいて、一度家に持ち帰って、親とかマネージャーさんの意見を聞いて、自分の中でいっぱいあったんですけど、候補が。その中で、やっぱり星の中で一番輝いていないとダメだなと思ったし、皆さんから頂いたシリウスしかないなって思いました。
――安斉さんはもちろん、皆さんの思いの詰まった作品となったわけですが、作品全体のテーマやコンセプトなどありますか?
安斉星来:自分が大事にしている…自分を突き通すっていうわけではないですけど、自分を信じる部分だったりとか、強く生きる部分だったりとか、とらわれたくないとか、そういったものを意識しました。自分だけを信じて、何にもとらわれない自分を表現したくて、そういったものがテーマになっています。
――先ほど奇跡的な瞬間の撮影もあり…ということですが、あえて作品の一番のお気に入りカット教えていただけますか?
安斉星来:全カットもちろんお気に入りなんですけど(笑)、聞かれると思いました(笑)。そうですよね…本当に全カット大好きなんですよ。本当に本当に好きなんですけど、最初に出させていただいた、大地の広い場所でっていうのは、これをまず表現したくて。このカットは道なき道を進んで行って撮ったんですよ。大自然の木々の中を行って、崖みたいなところを降りて、「無理だよ」って(笑)。なんですけど、私がどうしても行きたくて、「行かせてください」と言って、皆さん一緒に行っていただいて、奥の奥にあったのが綺麗な滝で。すごく印象に残っていますし、私が想像していたカットが出来上がったなと思います。
衣装で言うと、一番私が好きなのは、デニムにジャケットという姿。写真集では、素の自分というか、あまりメイクをしなかったりとか、ナチュラルな自分を見せることが多いと思うんですけど、私はそれはしたくなくて。それが自分にとっては素ではないような気がしていて。まつ毛をがっつり上げて、赤いリップでデニムにジャケットって、なかなかないと思っていて。やっぱりどっかに自分の強さを残したくて、この衣装を選びました。
あと、歩いてて見つけた駐車場で撮ったんですけど、こういう場所での夜の撮影って珍しくて、珍しいものをやっぱり撮影したくて。このカットは私的には一番お気に入りですね。
――安斉さんからの衣装のこだわりや希望なども数多く取り入れられていたりもしますか?
安斉星来:もうたくさんわがままを聞いていただいたんですけど(笑)。デニムにジャケットは絶対にやりたくて、このカットが生まれたのもありますし、水着にもジャケットをどうしても合わせたくて、それもわがままを聞いていただきましたね。絶対にジャケットは着させてくださいっていうのを言いました。水着姿になっても強さがあるような気がしていて。
SUPの時もタイトなボディースーツをスタイリストさんがすごい素敵な衣装を用意してくださって、全衣装こだわりました。本当に全てが詰まったものになりました。
――もちろん普段からボディーメイクはされているとは思いますが、今回の写真集撮影のために特別行ったことはありましたか?
安斉星来:日頃から腹筋とかを鍛えるのはやっているんですけど、今回食を気にするとかはしたんですが、そんなハードなことはしてなくて。それもあえてしないようにもしていて。やっぱりありのままの自分を見せたかったんです。その時だけ痩せて、その時だけの自分を見せるというのがすごく嫌だったので、ハードなことをやるというよりは、毎日継続して…というのを引き続きやっていた感じです。
きついと続かないんですよ。過激なダイエットをしたこともありますし、一瞬で落ちるのも分かるんです。だけど、一瞬で戻るんですよ。というのが分かっているから、毎日10分だけでも、腹筋したりとか。毎日10分やるだけでも違うんですよ。それを心掛けるようにはしています。
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