SKE48 Team E『語り合うことから始めよう』MV撮影密着、いよいよ始まった新公演の序章
7月15日に幕を開けるSKE48 Team E新公演「声出していこーぜ!!!」。初日に先駆け、7月5日発売の最新シングルのカップリング曲のMV撮影、そして新公演のレッスンに潜入し、メンバーの姿と声を捉えた。Team Eが抱える課題と、見えてきた解決への道筋とは――。
10年の悲願
熊崎晴香のやる気は、得意の笑顔からこぼれそうなほどに満ちていた。
「センター、めっちゃ嬉しいです! 私は『センターになりたい』と言い続けてきました。アイドルでいるうちは諦めないでいたいです。それくらい粘り強く、この年齢(25歳)になっても言ってるんですけど(笑)。ファンの方が一人でもついてきてくださる限り、諦めることはしません。カップリング曲のセンターになれたのは、その第一歩だなと思います。私には『制服を着た名探偵』という曲があるから、センターはもうやってるからいいよねって思われがちなんですけど、MVでセンターは初なんですよ。
『制服を着た名探偵』でMVを自作するって選抜総選挙の公約で話したこともあったくらい、センターでMVを作っていただくことに憧れがありました。10年間頑張って、ファンの方と一緒に夢を追ってきてよかったです。ファンの方は笑うことなく、私の背中を押し続けてくださいました。それがあったから、今日、この位置に立てているんです。気持ちを言葉にするのって大事なんですね」
そういえば、あの曲にはMVがなかった。『制服を着た名探偵』(ドリーミングガールズ名義)は衣装とセンター=熊崎晴香が印象的な曲だ。あれは2015年の曲。『前のめり』のカップリングだ。8年も前のことになる。それからも、いや、それ以前からも熊崎は腐ったことがない。昨年、あるスタッフはこんなことを話していた。
「熊崎には本当に頭が下がる」
何事にも真摯に取り組む姿勢を見ているからだ。
それはファンもよく知っているはずだ。
しかし、センターの順番はなかなか回ってこなかった。
劇場の真ん中で踊る姿は見慣れている。だが、MV撮影が行われるような曲、つまり、シングルやカップリング曲、アルバムの表題曲などでその椅子に座るのは、決まって熊崎以外のメンバーだった。
熊崎にとって、この日の撮影は晴れ姿を届けられる、大事な一日だった。
……はずなのだが、熊崎に与えられた役は、地方から都会にやって来たイケてない学生役! そんなところさえも愛おしくなる。
そんな熊崎をおしゃれに変身させようと、まずは末永桜花と林美澪が力を尽くす。舞台はファッション専門学校。おしゃれじゃないと生きていけない。
そこに現れたのは、菅原軍団! 菅原茉椰、佐藤佳穂、髙畑結希、鎌田菜月の4人だ。学園のヒエラルキー最上位に君臨している。田舎者の熊崎にとって敵か味方か……?
よもやまあって、徐々におしゃれ女子へと進化していく熊崎。パーティーで仲良く乾杯できて、めでたしめでたし。ラストシーンは、全員でのダンスシーンで撮影が終了。
菅原「チーム曲がめちゃくちゃ久しぶりなんです。約5年ぶりなんですって。前作『入り口』(『Stand by you』のカップリング曲)はかわいい曲調だったけど、今回は踊りっぱなしで。ちょうど新公演のレッスンの最中で筋肉痛のところに踊る曲がきたから、さらに筋肉痛が加速しそうです」
福士「ヒールが高い靴を履いて踊るので大変です!」
熊崎「大きな振り付けが入るのがTeam Eらしいです。そんな振りもきれいに揃えたいと思います!」
たしかに、全体のダンスシーンを見ていると、揃っている。そればかりか、力強くもあり、しなやかでもある。大きな問題点はないように見える。
取材・文/犬飼華
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