千原ジュニア「そういう辺りは憧れますね」兄・せいじの“うらやましい”一部を告白
タレントの千原ジュニア(千原兄弟)が、書籍「嗚呼 蝶でありたい」(扶桑社)を発売。リリース記念イベントに出席したジュニアが囲み取材に応じた。
2020年から「週刊SPA!」で連載中の4コマ漫画『囚囚囚囚』に、完全書き下ろしのストーリー漫画も新たに収録しての書籍化した本作。書き下ろしは千原兄弟の伝説のコント『少年と鹿と鉄骨』にまつわる物語。愛と屁理屈と笑いに満ちた千原ジュニアの世界を堪能できる1冊となっている。なお今回、新たな取り組みとして、「通常版」以外に、本作に登場するキャラクターをNFTデジタル特典にして付属する「NFT 特装版」ならびにキャラクターがプリントされたTシャツがもらえる「Tシャツオーダーカードつきセット販売」と、複数の「特別版」も展開されている。
お兄さんの反応
芸人仲間の反応について「今日、鈴木拓とさっきまで一緒だったので鈴木拓には渡しましたけど…なんかちょっと…やっぱ恥ずかしいです(笑)」と照れ笑い。“お兄さん”の反応については「お兄さん(千原せいじ)も何件か出てくるんで…まぁそうっすね…お兄さんに渡しますか、じゃあ(笑)」と、一応約束した。
連載自体はまだ続いているそうで「どこまでやらせてもらえるか分からないですし、全てはこれ(今作)の売り上げじゃないですか。印税? そんなねぇ~本って売れないですよ(笑)」と冷静に分析した。
蝶でありたい
今回の書籍「嗚呼 蝶でありたい」というタイトルは、蝶と蛾の違いを、ジュニア的な視点で捉えた4コマ漫画中の1編に由来する。繊細かつ周囲に気を配れる人を“蝶”、逆にがさつに振る舞ってしまう人を“蛾”に例え、「嗚呼 蝶でありたい」としている。記者からは、せいじは“蛾タイプ”なのでは…という指摘も。ジュニアは、その意見に同意しつつも「人との距離の詰め方…僕は人との距離を詰めるのにかかった時間って、本当に無駄な時間やなと思うんです。宮古島に友達いますけど、その宮古島の友達、今はめちゃめちゃ仲いいですけど、めちゃめちゃ仲良くなるまでに6年かかってるんです。そんな時間、本当に無駄やなと思いますね。そういう意味じゃ、せいじなんて新幹線で隣に乗った人とめちゃくちゃ仲良くなって仲良くなって、名古屋辺りで大げんかしてましたから」と明かし、取材陣は大爆笑。「そういう辺りは憧れますね」と、兄のうらやましい一部を告白した。
そんなサイン会が開かれたこの日は「母の日」ということで、ジュニアは「われわれはありがたいことに、こうやって仕事を見てもらえるんで、身内に。だから、連絡せずとも、今日も生放送やってましたんで、それでこんな感じかとかっていうふうには思ってくれている部分はあると思うんで、改めてなんか言うとかっていう感じも、そんなに千原家はあんまりないですよね、(母の日に)この本? あーそれでいいならそれいいですね(笑)」と、再度取材陣を笑わせていた。
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