2023-04-13 19:00

Superfly越智志帆、パブリックイメージとの違いに思い悩む時期も

エッセイ「ドキュメンタリー」(新潮社)取材会に出席したSuperfly 越智志帆
エッセイ「ドキュメンタリー」(新潮社)取材会に出席したSuperfly 越智志帆
Ⓒ新潮社

アーティストのSuperfly 越智志帆が、4月13日に初の著作となるエッセイ集「ドキュメンタリー」(新潮社)を発売。都内で行われた取材会に出席した。

「ドキュメンタリー」というタイトルについて越智志帆は「このエッセイの中でも書いているんですけど、私は普段作詞をしていて、今回エッセイを書かせてもらって、この差って…同じ言葉を扱う“表現”ですけど、この差ってなんだろうって考えた時に、作詞っていうのは、写真のようなもの。多くの情報は入れられないけど、行間を楽しむもの。エッセイっていうのは、まるで映像作品のようかなって思ったんです。本当に長い時間考えているけど、ずっとカメラで追っかけているような、そういう感覚があって、本当に格好悪い私がたくさん描かれているんですけど、まさにその映像作品がまとまったエッセイになっているので、このタイトルは絶対に『ドキュメンタリー』だなと。私は、タイトル付けるのがすごい苦手なんですけど(笑)。曲のタイトルとかアルバムタイトルも、みんなの力を借りないと付けられないんですけど、この『ドキュメンタリー』は、私から提案しました」と、意外な一面も含め、その思いを打ち明けた。

元々はWEBで連載していたものに、新たに書下ろしも加えた本作。作品のこだわりについて「こだわったというか、それなりにボリュームがあるエッセイなので、一つ一つが。テクニックとか、そういったことで乗り越えられるようなボリュームではないから、“感性一発”でいきたいなとは思ってたんですけど(笑)。さっきは今回のエッセイは映像作品だって言ったんですが、本当に素の私を描かざるを得ないところがあったんですね。でも、私はパブリックイメージと、普段の私って結構ギャップがあるらしくて、プライベートでお会いしたり、初めてお会いしたりする人には結構驚かれるんです。そのギャップが持ち味とも思うし、自分の中でもちょっとコンプレックスでも…ちょっと苦しいなと思う時もあったので、こういうエッセイという場所で、プライベートも普段なかなか見せることのない自分を、とてもオープンに描けるというのは大切にしたいなと思って。だから、飾らない…パブリックイメージを意識しないように書こうと思ってました」と、普段のステージ上でのイメージとは違う姿をのぞかせた。

「ウタのタネ」というタイトルで連載されていたエッセイ。その“タネ”の源についても質問が及んだ。

「連載は月1であって、いつまで続くかっていうのも分からなくて、『これ絶対いずれネタ切れが来るぞと』思って(笑)。『最初は自己紹介すればなんとかなるか』とか(笑)。そういうふうに思っていたんですけど。これも不思議と、作詞をする時と同じで、書く時期が来たら、書くべきことがやってくるんです(笑)。いつも不思議だなと思うんですけど、ふっと現れて、これについて考えてみようかなと思って進めることが多かったです。あまり悩むことはなかったですね。1回だけ書くネタがない時があって、その時は“考えることがない”っていうテーマで書きました。かえって楽しかったですね」と、正直に創作の裏側も明かしていた。

Superfly 越智志帆「ドキュメンタリー」Kindle版
Amazonで購入

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA 2024年11月号 BUBKA 2024年11月号増刊 BUBKA 2024年11月号
BUBKA 2024年11月号コラムパック DOLCE Vol.13 尊みを感じて桜井
新谷姫加 相楽伊織 いけちゃん

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 乃木坂46賀喜遥香の表紙カット解禁!流木に座る姿が印象的な1枚
  2. 櫻坂46『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』ZOZOマリンスタジアム史上最高動員数を記録
  3. 乃木坂46五百城茉央、萌え袖&美脚の破壊力…1st写真集より先行カット到着
  4. 櫻坂46・4th YEAR ANNIVERSARY LIVE完遂!山﨑天「推していて損はさせない」
  5. 日向坂46松田好花のラジオが聴取率V4!“ああ言えば松田”で局の「偉い人」にも噛みつく“名物”クレーマー松田も復活‼
  6. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  7. 「おいBUBKA編集部、“名物”クレーマー松田ってどういうことだ!」日向坂46松田好花、真夜中の怒りとクレーマーとしてのホコリ!?
  8. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  9. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  10. オードリー若林が絶賛する日向坂46松田好花のラジオ愛!“ネタ探し”ד構成力”ד準備力”の三拍子に春日俊彰も「たいしたもんだね」
  1. 乃木坂46賀喜遥香の表紙カット解禁!流木に座る姿が印象的な1枚
  2. AKB48大盛真歩、話題の“うさぎブラ”カットついに解禁!秋元康氏による帯コメも到着
  3. 櫻坂46『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』ZOZOマリンスタジアム史上最高動員数を記録
  4. グラビアアイドル木南美々「気合を入れている日は白」チューブトップ姿で美ボディー披露
  5. 日向坂46濱岸ひより、自身初のランジェリー姿披露!目覚めてすぐのほぼすっぴんな1枚
  6. 乃木坂46五百城茉央、萌え袖&美脚の破壊力…1st写真集より先行カット到着
  7. 黒一色の大人ワンピース姿で登壇…高鶴桃羽「ゆくゆくは日本武道館に」アイドル活動の夢を語る
  8. 櫻坂46・4th YEAR ANNIVERSARY LIVE完遂!山﨑天「推していて損はさせない」
  9. 刺激的なグラビアで大人気!橋本ひかり、吸盤でバストのトップを隠す離れ業を披露
  10. 都丸紗也華、お気に入りはワンピース水着「あまりない形じゃないですか」