宮田愛萌「写真どうぞ」お気に入りネイルに自らフォトタイムをリクエスト
元日向坂46のメンバー・宮田愛萌(みやた まなも)が、初となる小説集「きらきらし」(新潮社)を出版。発売日となった2月28日(火)、都内で開催された取材会に出席した宮田が、作品に込めた思いや、今後の“創作活動”への意気込みを語った。
今作を通じて伝えたいメッセージについて宮田は「『本は楽しいよ』っていうのを一番伝えたいです。みんなにもっと本を読んでもらいたいし、あわよくば、みんなに万葉集を研究してほしいです。“万葉集界”が活気づけば、その分いろんな論文が出て、それを読むのが楽しそうです」と、あふれんばかり“万葉集愛”をのぞかせた。
今回の小説集は5つの物語で構成されている。あえてお気に入りの物語を尋ねてみると「お気に入り…とはちょっと違うかもしれないんですけど、『紅梅色』という話が一番時間がかかった話なんですけど。そこにネイルが好きな女の子が出てきまして、私も最近ネイルにハマっていて、そういうところが個人的にポイントかなと。今日もネイルしているんですよ! 写真どうぞ」と、自らフォトタイムを呼び掛けた。
逆に苦労した点については「文字数ですか…(笑)。文字数とか、この表現で本当に一番伝わるのか、ここをもっと変えたりとか、変えるとしたらどのように変えていくのが一番伝わるのかが、細かい言葉遣いにはすごくこだわりました。文字数は…書き過ぎちゃうんですよ。文章が長いみたいで、元々『これくらいの文字数がいいです』と頂いていたんですけど、全無視して倍ぐらい書くということをしていたので、それを削るのがすごく大変でした(笑)」と意外なエピソードを披露した。
MCからは「今回の作品に点数を付けるとしたら?」という質問も。宮田は「難しいですね…基本的に私は自分が書いたものには、読んでいただいた方に全て評価していただく、読んだ方の解釈に任せるというスタンスでいるんですけど、それは小説だけじゃなくてブログとかでも全部そうしていますが…私が点数を付けた方がいいですよね? 88点にしておきます。8は末広がりでいい数字なので、縁起がいかなと思いまして(笑)」と理由を説明。“8”が好きなメンバーに寄せたかどうかは定かではないが、自己採点をしていた。