2023-02-28 19:00

えなこ、“服よりフォント”なお金の使い道…お財布事情を明かす

「BUBKA4月号」に登場しているえなこ
「BUBKA4月号」に登場しているえなこ
撮影/藤城貴則

2023年もやっぱりこの人、大人気のえなこがBUBKAにまたまた登場! コスプレイヤーとしてさまざまな顔を見せてくれる彼女が、動物の世界から飛び出してきてくれました。草食系、肉食系、どちらの彼女が好きですか?

服よりフォント

――本誌3度目の表紙&巻頭グラビアに登場です! 相変わらずお忙しいですか?

えなこ ありがたいことに、最近は毎日のように雑誌の撮影が続いていますね。

――2022年に発売された雑誌の表紙を最も多く飾った女性タレントを表彰する『カバーガール大賞』の発表が近づいてますが、えなこさんは2連覇が濃厚だと思うのですが。

えなこ いやいや、どうでしょう?まだ発表されていないので迂闊なことは言えない(笑)。ただ、やっぱり2連覇を目標に頑張っていたので、今年も大賞を獲れたらいいなって思ってます。

――昨年は「グラビアとコスプレの仕事、両方のバランスを取りながらやっていけたら」と言っていましたが、蓋を開けてみたら……。

えなこ 雑誌のグラビアのお仕事が今まで以上にたくさんありました(笑)。

――今年も2月の時点ですでに多くの雑誌の表紙を飾っていますね。

えなこ 卯年なので、たくさんうさぎの格好をしてグラビアを撮りました。うさぎの耳を付けたり、うさぎの着ぐるみを着たり。そういう撮影がめっちゃ多かったです。

――これだけ表紙を飾っていると、街で声をかけられることが増えたのでは?

えなこ いや、そもそもあんまり街を歩かないんですよ(笑)。カフェに行ったりすることもないし。でも、外でグラビアの撮影をしているときに、男子高校生2人組に「あっ、えなこだ!」って指をさされたことがあります。学生の方も私のことを知ってくれてるんだ!?ってびっくりしました。

――むしろ、全国の男子高校生は部室にえなこさんの水着ポスターを貼ってますよ(笑)。買い物中に気づかれることもないですか?

えなこ 基本、買い物はネット通販なので、お店で買い物をすることもあんまりないんですよ。だから、ファンの方にも「もし外で見かけても、プライベートの時はなるべく声をかけないでほしい」ってよく言ってるんです。外でいきなり話しかけられるのは怖いじゃないですか。とくに私は年収とかも公表しているので、危ない目に遭うかもしれないと思って。

――バラエティ番組で「年収1億円」と公表して話題になりましたね。

えなこ だから、プライベートはなるべく出歩かないし、過剰なくらい警戒しています。もし被害にあったときに、こっちが世間から悪く言われちゃうと思うので。

――たしかに、お金目当てで近寄ってくる人もいるかもしれないですね。

えなこ だから、いつも人からもらった洋服ばっかり着て、いかにもお金を持ってない雰囲気を醸し出してます(笑)。

――お金は何に使うことが多いですか?

えなこ あんまり物欲がないんですよ。ブランド品とかも持っていないし。それこそ去年の12月は、自分が買ったお洋服代より、自分で作った写真集のロゴを作るためのフォント代のほうが高かったです。有料のフォントって、1書体が普通に1万円以上するので。ガチでとんでもない出費でした(笑)。

――趣味に全ぶっこみしている?

えなこ そうですね。趣味と仕事に使う額のほうが圧倒的に高いです。

――お金持ちの人の気持ちがまったく分からないんですけど(笑)、たとえば、色違いの洋服で迷ったときは「どっちも買っちゃえ!」って思いますか?

えなこ 洋服だったら、お気に入りがどっちかに偏って、もう片方はほとんど着ないはずなので、両方買うのはちょっと無駄かなって思います。

――では、2000円の定食は高いと感じますか?

えなこ 高い!(笑)。今、ファストフードに行くと、ハンバーガーのセットが1000円超えてるじゃないですか。それを見ると「う~ん」ってなりますもん。だから、そんなに金銭感覚は狂ってないと思います。

――コンビニで買い物をして、2000円を超えると、「……やばっ!」と思って焦りますよね。

えなこ あ、でも、女の子はシャンプーとかコスメとか、コンビニで買うものが結構あるので、それくらいの金額はいっちゃうかな。

――最近は物価高騰で、庶民は生活がかなり厳しくなっています。電気代や野菜も値上がりしてて。

えなこ びっくりですよね。本当にそういうのは気にするんですけど、でも、私はアニメグッズとかだとあんまりお金に糸目をつけないです。たとえば、もし大好きなアニメのキャラクターの等身大フィギュアが50万円で発売されます!って言われたら、すぐ買うと思うんですよ。でも、かわいいブランド物のバッグが50万円ですって言われたら「めっちゃ高いじゃん!」って思っちゃう。

――何に価値を置くか、ですよね。このお仕事を始めて、最初にまとまった額のギャラが入ったときは何をしましたか?

えなこ とりあえずカラコンをいっぱい買いました。キャラクターの作画のタッチとかによってカラコンの種類も変えるんですけど、赤色のカラコンだけで100種類以上はあるんですよ。各色を自分で吟味して、いつでもどのキャラクターのコスプレができるようにしよう、と思って。

――インタビューの続き、アザーカットは発売中の「BUBKA4月号」で!

取材・文/宮田英一郎

えなこ│1月22日生まれ、愛知県出身。コスプレイヤーとして活動し、TV・雑誌・ラジオ・You Tubeなど多方面で大活躍中。ドラマ『モトカレ←リトライ』(テレビ神奈川ほか)に出演。『えなこの◯◯ラジオ』が毎週日曜15:00~(文化放送 超!A&G+)放送中。『えなこカレンダーブック2023.4~2024.3』(集英社)が3月22日に発売。

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