深川麻衣、卒業してから6~7年ぶりの対面イベントに「ちょっと緊張してます」
女優の深川麻衣が、2月8日(水)に写真集「Free Mind」(幻冬舎)を発売。このたびインタビュー取材に応じた深川が、タイトルにまつわるエピソードのほか、今後やってみたい役柄について語った。
本作は、沖縄・石垣島と竹富島を舞台に、海辺ではしゃいだり、イルカと戯れたり、おばあちゃんのおうちのような古民家でのんびり過ごしたり…沖縄旅行を一緒に楽しんでいるような、幸せに包まれる1冊となっている。
――何点か先行カットとして公開されていました。パイナップルを頭の上に乗せているカットとか、いくつか印象的なものもありました。
深川麻衣:パイナップルのカットは、小鳥さん(撮影を担当したカメラマン川島小鳥氏)らしいなと思う、すごく好きな写真ですね。
――写真集の撮影としては、かなり久しぶりだったかと思います。体作りなどはされたのでしょうか?
深川麻衣:ほどほどに気を付けてはいましたが、写真集に向けてそこまで鍛えようみたいなのは全然なくて。本当に日常の延長線のまま撮影に行きました(笑)。普段もストイックで…という感じではなくて、ゆるく続けています。
――写真集のタイトルが「Free Mind」ということですが、こちらは深川さんの命名ですか?
深川麻衣:小鳥さんが考えてくださいました。撮影中から「タイトルどうしよう」という話をして、みんなで案を出し合っていました。コーディネーターさんにも、「これを沖縄の方言で言ったらどういう言葉になるんですか?」と、いろいろ聞いてメモしたりしていて。最後には3つぐらいに絞ったんですが決めかねていて、その時に小鳥さんがポロっと「『Free Mind』ってどうですか?」と案を出してくださって。「すごくいい!」と思いました。深川麻衣のアルファベットの“F・M”にもかかっているし、“Free Mind”という言葉の意味も、今の自分の心境とか、これから先になっていきたい自分にぴったりだと感じたので、即決でした。小鳥さんに感謝です。
―― Free…自由ということで、例えば、「1日Freeになりました」「お休みになりました」と、もしなった場合、深川さんはどのように過ごしますか?
深川麻衣:こういう仕事上、あまり先の予定を組むということができなくて、結構その日に行き当たりばったりで決めることが多いです。友達に連絡してご飯に行ったり、遊んだりしています。ちょうど昨日お休みで、とある博物館に行こうとしたんですけど、行きの電車の中で休館日だと知って…(笑)。でも自然に触れたかったので、自然もあって近くでいい場所ないかなと調べて、大きな公園のある美術館に行きました。結構行き当たりばったりで決めることが多いです。仕事が立て込んでいたら、ずっと家にいてゴロゴロしようという時もあるんですけど、外に出ることがすごく好きです。
――なかなか難しいかもしれませんが、1週間とか1カ月とか長期のお休みがあったら何をしますか?
深川麻衣:旅行に行きたいですね。旅行に飢えているというのもあって(笑)。これからやっと海外にも行きやすくなると思うので、国内旅行も海外旅行もしたいですね。
――ご家族やお友達には写真集をお見せしましたか?
深川麻衣:まだ見せていなくて、これからなので感想が気になります (笑)。
――この後(※取材時点で)、お渡し会イベントも予定されているそうで?
深川麻衣:何年ぶりだろうというくらい久しぶりです。ずっと応援してきてくださった方と舞台あいさつなどでお会いするという機会はこれまでもあったんですけど、やっぱり席がちょっと離れていたり…。ステージから見て「あの方来てくれてるなぁ」とか、昔から来てくれている方とか見つけてすごくうれしいんですけど、話せるぐらいの距離間で会うということが、6年とか7年ぶりぐらいになるので。結構緊張します、ドキドキ。
――舞台あいさつにも登壇されて、これまで映画やドラマでさまざまな役を演じられてきたかと思います。今後やってみたい役などありますか?
深川麻衣:基本は、頂いた役を楽しむっていうことができたらいいなと思っています。「こういう役も見てみたいです」と期待してくださるのがすごくうれしくて。ちゃんと応えていきたいなと思います。役職に就いている役だと刑事役などを演じさせていただいているので…次は医療系に挑戦してみたいです。
――今回久しぶりの写真集となったわけですが、今後、また写真集を出してみたいという希望はありますか?
深川麻衣:なかなか出せるものではないと思っているので、今のところは全く考えていないですね。写真集の中でも書いたんですけど、もしかしたらこれが最後かもしれないなっていう気持ちで作りました。こう言いながら再来年とかに出していたりするかもしれないんですけど(笑)。30代を迎えて、20代の自分とは違う表情を切り取って形にしていただけたということがすごくうれしかったですね。力むというより、素でいるところを切り取っていただき…カバーにもあるんですけど、こんな顔していたんだとか、発見が多かったです。
――では最後になりますが、定番の質問ではありますが、写真集にご自身で点数を付けていただきたいのですが…。
深川麻衣:え~~777点(笑)。フィーバー(笑)。「30代の等身大の自分」というテーマで撮っていただいて、やっと実現できた・形にできた企画ということもありますし、ずっと一緒にお仕事したかった小鳥さんに撮っていただけて、すごく満足のいく写真集ができたと思っているので、ラッキーセブンということで(笑)。
――本日はありがとうございました!
【深川麻衣 写真集『Free Mind』】
▼Amazonで購入