EXITりんたろー。初の書籍発売!相方兼近大樹の反応は?
人気お笑いコンビ「EXIT」のりんたろー。が、11月11日に初の書籍「自分を大切にする練習 コンプレックスだらけだった僕が変われたすべてのこと」(講談社)を発売。都内でお渡し会イベントを開催し、囲み取材に応じた。
りんたろー。初の書籍となる本作は、自分を見失っていたEXIT 結成前のことや芸人を辞めようとした時に救ってくれた同期・先輩のこと、彗星のごとく目の前に現れた兼近大樹のこと、美容芸人と容姿いじりのこと、芸人として売れるということ、売れ続けるということなど、自身の内面と向き合い続けた道程を赤裸々に書き下ろした自伝エッセイ。「美容は心を鍛え、ととのえるための最強のツールだ」と語るりんたろー。のセルフケア32のアイデアも収録。1日でも長く漫才師として活躍したいと考える一人の芸人が紡ぐ「心を鍛える物語」となっている。
出来上がった書籍、そして詰め掛けた大勢の取材陣を前に、りんたろー。は「ホッとしたという気持ちと、悪いことしちゃったのかなというくらい囲まれているので(笑)。一つ形になったのはすごくうれしいですね」と、まずは喜びを表現した。
“書く”ことについてりんたろー。は「あんまり自分の気持ちをしゃべるというのはそこまで得意じゃないというもありますし、テレビでも与えられた時間の中で自分の思っていることを表現しなきゃいけなかったり、ネットニュースも一番“引き”のあるところを取られて拡散されちゃったりとか、音楽でもアタマの40秒で全てを表現しないといけないみたいな時代の中で、自分の気持ちを余すことなく書けるのが文章でした。皆さんにインプットしてもらう時でも、自分のペースでゆっくり読めるのが本なのかなという感じで、自分の気持ちを表現するんだったら本かなというのが、結構自然な流れでした」と、その経緯を丁寧に説明した。
そんな中でも苦労したこと・大変だったことに関して「大変というよりは、自分の中で心に留めていた部分を書いたので、そこをただ文章にするだけで、そこの大変さはあまりなかったですね。(大変だったことを)挙げるとすれば、移動中とか空き時間にとにかく書いていたので、スケジュールの中で書いたのは大変といえば大変でしたね」と振り返る。
ただ、担当編集者によるとレスポンスの速さ、執筆速度はかなりの速度だったそうで、りんたろー。は「やっぱチャラ男なので、そこは“手が速い”ということで」と取材陣を笑わせた。
周りの反響について「相席スタートの山添(寛)くんと仲いいんですけど、僕が芸人を辞めようかなと考えている時に、その時の一言が僕に刺さって今に至るという、2人で涙を流した熱い夜があったんですけど、そこを『勝手に活字にするな』とは言われました(笑)。芸人として照れくさい部分があったりして、僕は惜しみなく書いてしまったので、彼のクズ芸人としてのブランディングにちょっと傷をつけたかもしれないですね。皆さんに言っておきますけど、あいつ、めっちゃちゃんとしてますからね(笑)。めっちゃちゃんとしているいいやつなので、そういう目で見てあげてください。『頑張ってクズやってんな』って。頑張ってチャラ男? やめてください!! 僕はチャラ男なので」と仲の良さを見せつけた。
そして相方・兼近大樹の反応にも言及した。「1回、『文末はちゃんとそろえないと、自分で書いているふうに見えませんよ』みたいなアドバイスをもらって、本気でキレそうになって(笑)。『自分で書いてるから!!』と一言言って楽屋から出て気持ちを落ち着かせました」と、こちらも仲むつまじい様子を伝えていた。
【自分を大切にする練習 コンプレックスだらけだった僕が変われたすべてのこと】
▼Amazonで購入