【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年

――メキシコでは、向こうのベビーフェース相手に、自分がタイガー・ジェット・シンになったつもりで、悪の限りを尽くして、ヒールのトップになれたと(笑)。

栗栖 べつに考えてやったわけじゃないんだけど、自然とそうなってたのよ。猪木さんとタイガーというトップを見て育ったから。だから美味しいって言ったら美味しいよね。タイガーにもずいぶんと世話になったし。ウチの嫁さんなんか、メキシコに来るとき、タイガーと一緒の飛行機で来たから。

――シンのエスコート付きですか(笑)。

栗栖夫人 なんで一緒の飛行機やったかわからないんですけど、あの人はすごいジェントルマン。この人はもう先にメキシコに行ってて、私はあとから一番上の娘が(生後)10カ月のときに連れて行ったんですよ。で、成田からメキシコに行くとき、バンクーバー経由だったんですけど、そこまではカナダに家があるタイガー・ジェット・シンと一緒だったんです。そしたらシンがまた気をつかってくれて、何回も私の席に来てくれて。子供をあやしてくれたりして(笑)。

――インドの狂える虎とは思えない、いい人ぶりですね(笑)。

栗栖夫人 それで私らは2年近くメキシコにいたんですけど、その間、タイガーも家族でメキシコ遠征に来たことがあって。みんなで一緒にプールに行ったりね(笑)。

――シンと家族ぐるみの付き合いでしたか(笑)。

栗栖 思い出はいっぱいあるよ。思い出したらキリがない。そういう意味じゃ、いい人生だったよ。これも新日本に入ったおかげだから。

――インタビューの続きは、発売中の「BUBKA2月号」で!

栗栖正伸=くりす・まさのぶ|1946年生まれ、鹿児島県出身。1972年にリトル浜田戦でデビュー。1979年にはメキシコへ遠征し、マサノブ・クルスとしてUWAのトップヒールで活躍する。1984年全日本プロレスに入団。1988年に全日本引退後、FMWに参戦し、「イス大王」という名でヒールとして人気を博す。その後は古巣である新日本に戻り、1990年橋本真也戦では伝説のケンカマッチを見せた。デビュー50周年となる現在も現役で試合にも参戦している。

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