2022-01-05 11:30
【BUBKA2月号】短期集中連載「DIVE INTO EBICHU MUSIC」#7 野村陽一郎
――非常に大きな役割を担ってますよね。
野村 そうですね、例えばサウンド面でもピアノをメインにするのか、ギターにするのかも編曲する人間のさじ加減ですし、テンポを上げたり落としたり、いろいろですね。
――最初に『響』でエビ中の楽曲に携わられたと思うんですけど、どんな経緯で手がけられることになったんですか?
野村 メロディーと詞はもうできあがっていて、この曲は6人体制になって初めてのライブで、6人体制初の曲として披露する楽曲であると制作スタッフの方たちから説明されました。その上で、そういう門出に相応しいイメージに楽曲を膨らませてほしいということでお話しをいただいた形です。ライブ会場で初めて聴く曲って、ファンのみなさんが覚える時間は当然ないじゃないですか。でも、2番になったらもう、「あ、この曲知ってる。なんか懐かしい」って思わせたいと思って、そこを強く意識しながら編曲していきましたね。