乃木坂46柴田柚菜「どんな痛みか想像つかないのでやってみようって(笑)。自分で言うのもなんですけど、度胸はあると思います」
――学校に行きたくないと思いました?
柴田 学校に行くのは嫌だったけど、母は「行きなさい」と言うから毎日戦って。結局、泣きながら登校していました。
――下校してからは何をしていたんですか?
柴田 おばあちゃんの家に行って、そこでご飯を食べてお風呂に入って。それから自分の家に帰って寝るという生活を送ってました。おじいちゃんとおばあちゃんが大好きなんです。あとは小学校時代の友達と遊んだり、塾や新体操の教室に行ったり。
――学校以外の居場所はあったんですね。乃木坂46を好きになったのも中学生の時なんですよね。
柴田 NHK『紅白歌合戦』を観て好きになりました。ただ、小学校の時に「AKB48さんを好き」と言って、「女の子なのに好きなんだ」とバカにされたことがあったので、最初は躊躇していたんです。幼稚園の頃はアイドルになりたかったけど、応募の条件が「12歳から」だったので諦めて。中学生の時も坂道合同オーディションを受けるまで、CAやグランドスタッフを目指していたので、「アイドルになりたい」という気持ちはありませんでした。
――中学生の頃は心を閉ざしていたけど、乃木坂46に入ったいまはフタが取れて。
柴田 はい。乃木坂46に入って、高校に入って「変わらなきゃ」と思ったんです。いまは小学生の時の自分というか、「変わった」というより「戻った」感覚なんです。