SKE48『Zepp Tour』千秋楽…太田彩夏「絆がより深まった」
7月から6都市で「SKE48 Summer Zepp Tour 2022」を展開してきたSKE48。S、KⅡ、Eの3チームがそれぞれの都市に分かれて行ってきた公演で、8月27日、チームKⅡが大阪で千秋楽を迎えた。
今春からチームKⅡリーダーとなった太田彩夏が「私たちと最高の夏、過ごしていきましょう!」と呼び掛け、「今夜は Join us!」で本日のZeppツアーKⅡ公演はかわいらしくスタート。大阪府出身の青木莉樺と西井美桜の地元凱旋公演。大阪公演ということで「おNEWの上履き」「ナギイチ」「オーマイガー!」「Which One」など姉妹グループNMB48の楽曲もセットリストに。
今回のツアーでは、中盤のダンスブロックでのプロジェクションマッピングが見どころとなっており、初演のチームSはユニット曲である「雨のピアニスト」を光の雨の演出の中全員で披露し、大きなインパクトを残した。チームEは「ハングリーライオン」、チームKⅡは「シャムネコ」を、公演の時とはまた違った洗練されたアレンジでパフォーマンス。美しいライティングで引き込まれるステージになった。
各チームとも2日間、昼夜2公演ずつの4公演で、ユニット曲部分は公演ごとに楽曲、メンバーが変化。本日はチームS公演曲を「チームKⅡ推し」として、チームS公演ではチームKⅡ公演曲をチームSが「16人姉妹の歌」として披露するなど、各チームとも他のチームの公演曲を演目に取り入れ、普段は見られない姿で魅了する。
チームE公演では倉島杏実&林美澪が披露し、小柄なメンバーが披露することが多い「わがままな流れ星」を、本日は荒井優希&中野愛理という高身長の2人で圧倒し、意表を突く。セクシーな歌詞で人気の「口移しのチョコレート」は、全チームでパフォーマンス。それぞれ違ったメンバーで観衆を沸かせた。
この日の昼公演のユニット曲「Bird」では、9月末での卒業を発表している古畑奈和がセンターで、古畑ファンを公言している伊藤実希と岡本彩夏のうれしそうな姿が印象的。チームE公演では、須田亜香里を慕う“須田会”メンバーの浅井裕華、井田玲音名と須田で「君のC/W」が披露され、エモーショナルな演出に配信画面では「ファンが2人w」、「よかったね!」など温かなコメントがあふれていた。
チームKⅡ公演終盤、「前のめり」では卒業する古畑をセンターに、「無意識の色」では青木莉樺中心に、伊藤実希と西井美桜の10期生3人がフロントに立ち、「あの頃の君を見つけた」では西井がセンターで、フレッシュな新体制をアピールする布陣に。
「新体制のZeppツアーということで、正直私自身プレッシャーもとても多かったんですけど…」と太田彩夏が涙で言葉に詰まりながらも、「こうして17人全員そろって千秋楽を迎えられて、私はすごくうれしく思います」とリーダーらしく語り、チームSに続く新公演に触れ「少しでも新公演につながるものが皆さんにお届けできたのかなと思います。これからも私たちから目を離さないで一緒についてきてくださるとうれしいです」と今後の飛躍を誓い、「不器用太陽」で本編を締めくくった。
アンコール最後は「DA DA マシンガン」でチームKⅡらしく暴れまくり、メドレー曲、アンコール含めると全26曲を全力パフォーマンスで駆け抜けた。
SKE48は9月24日(土)に「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」と、「須田亜香里卒業コンサート@日本ガイシホール ~君だけが瞳の中のセンター~」、9月25日(日)に「SKE48 14th Anniversary Festival 2022」の3公演を開催する。
チームKⅡリーダー太田彩夏コメント
新体制のZeppツアーということで、正直私自身プレッシャーもとても多かったんですけど、こうして17人全員そろって千秋楽を迎えられて、私はすごくうれしく思います。時にぶつかることだったり、うまくいかないこともありましたが、このZeppツアーのレッスンを通して、チームKⅡの絆がより深まったと思いますし、新公演はいつか分かりませんけれども、少しでも新公演につながるものが皆さんにお届けできたのかなと思います。まだまだチームKⅡは楽しみなことでいっぱいです。これからも私たちから目を離さないで一緒についてきてくださるとうれ嬉しいです。よろしくお願いします。