2022-08-13 10:00
SKE48須田亜香里「4年分の自分がここにある」中日新聞での連載が書籍化
――書くタイミングはいつとか決めてたりするものですか?
須田亜香里:リハーサルの合間に書く時もあるし、夜中に書く時もあるし、そのまま寝落ちしちゃって朝起きて慌てて書く時もあるし(笑)、いろんなタイミングで書いてますね。
――「てくてく歩いてく-わたし流幸せのみつけ方-」というかわいらしいタイトルですが、こちらは須田さんの命名ですか?
須田亜香里:私が考えました。どんなことを書くだろうとか、どんなタイトルにすると等身大の私で書けるんだろうと考えた時に、私は“爪痕”を残すみたいな言葉があんまり得意じゃなくて。よくバラエティーに出させてもらったりとかアイドルをやらせてもらっていると、周りでも爪痕残そうみたいな言葉があふれてて。でもなんか違和感がずっとあって、前にお世話になったスタッフさんから「爪痕じゃなくて“足跡”を残せばいいんだよ」と言ってもらってから、“足跡”とか“歩く”ということに対して、すごくすてきだなと思うようになりました。そうありたいな…地に足を着けて足跡を残せる人になりたいと、人生でもそうだし、真摯(しんし)に周りと向き合っていきたいなという気持ちを込めました。