HKT48松岡菜摘&神志那結衣、最後のコンサート出演「本当にありがとうございました」
7月23日、HKT48が「HKT48 LIVE TOUR 2022~Under the Spotlight~」のファイナル公演を、福岡市民会館にて開催した。
6月22日にリリースした15thシングル「ビーサンはなぜなくなるのか?」収録楽曲の初披露のほか、今秋開催の単独ライブをサプライズで発表。そして8月に卒業する1期生の松岡菜摘と2期生の神志那結衣にとっては、今回が最後のコンサート出演となった。
激しいダンスナンバーから始まったツアーファイナル。ツアーの集大成となるこの日は、メンバーの気迫をさらに感じさせるパワフルなパフォーマンスで幕を開けた。
最新シングルでセンターを務める矢吹奈子は、ファイナルまであっという間だったと振り返り「6期生も加わって、どんどん新しいHKT48を見せられているんじゃないかなと思って、今日も全力で頑張りたいと思います!」と意気込む。
ライブ中盤、神志那のセンター曲「Buddy」では、神志那のメンバーカラーに合わせて客席が真っ赤なペンライトに染まり、松岡・下野由貴・本村碧唯の1期生3人で披露した「Already」では、松岡の軌跡映像が流れる中、必死に涙をこらえて歌うシーンも。
また、6月22日にリリースした15thシングル「ビーサンはなぜなくなるのか?」収録楽曲を初披露。5月の熊本公演でデビューしたばかりの6期生・最上奈那華は、ソロ曲「悲しみの浄化装置」を堂々と笑顔で歌い上げ、温かい拍手が起こる。
そして迎えた夜公演。本編の最後に秋のライブスケジュールをサプライズで発表された。盛大な拍手が会場に響く中、矢吹は「びっくりだメンバーも誰も知らなかったから」と驚きつつも、「皆さん楽しみに待っててください! よろしくお願いします!」と早くも気合十分。10月には約8年ぶりとなる幕張メッセ、そして11周年となる11月には地元・福岡2会場でライブを開催する。
熱気冷めやらぬアンコールで神志那は「この約10年間の間にツアーを通して、いろんな所に行って、いろんなファンの方と出会って、メンバーやファンの皆さんとスタッフさんといろんなことがあったな、と思い出しながら、今日最後のコンサートをやっていました。HKT48でよかったなと思えるコンサートでした! 本当にありがとうございました」とファンへ感謝の気持ちを伝える。
松岡は「改めてメンバーがステージに立って輝いているのはファンの皆さんがいるからだなってすごく実感したツアーでした。これからもメンバーを、ファンの皆さんの力で照らし続けてくれるとうれしいです」とあいさつ。温かい拍手が起こる中、2人に向けて「今君を想う」をメンバー全員でサプライズ披露する。途中、ハプニングもありながらも、HKT48を牽引してきた2人へのサプライズは、涙のステージとなった。
そしてダブルアンコールとして大きな拍手に迎えられ、「HKT48ファミリー」を披露。HKT48にとって、2019年ぶりとなるライブツアーは、最後までその盛り上がりが途切れることはなく、HKT48らしく、笑顔で幕を下ろした。