乃木坂46掛橋沙耶香、この“笑顔”に辿りつくまでの道のり…本当の私を知ってほしい
戸惑いながら
――クラスでも浮いていた人が乃木坂46というグループに入って、いかがですか?
掛橋沙耶香 やっと変われるなと思いました。入ることによって、私も楽しくなれるなという期待感でいっぱいでした。実際に、180度変わったと思います。よく笑うようになって。
――アイドルになれた喜びと、人生が変わる喜び、どちらが大きいですか?
掛橋沙耶香 そう言われると、人生が変わることのほうが大きいです。みんなが思う私と本当の私が違うっていうことに戸惑っていたんです。でも、自覚していないだけで、実際は変われているのかなって思います。
――ギターが好きなんですよね。どんな曲を弾いていましたか?
掛橋沙耶香 習いに行っていたので、そこで習った曲とか。軽音部に仮入部していた時は、メンバーが好きなバンドの曲をやっていました。自分ではバンドはそんなに知らないです。あとは、アニメの曲です。暗い曲を(笑)。「歌ってみた」も好きでした。中1の時、自分でマイクとオーディオインターフェイスを買って、部屋で歌っていました。
――中1でそんなことを! じゃあ、部屋ではパソコンとギターが友達みたいな。
掛橋沙耶香 自分でも思っていました、「今、すごく楽しいことをしてるなぁ」って。
――それがどうやって乃木坂46と結びつくんですか?
掛橋沙耶香 本当にたまたま高校からの帰りの電車の中で、「乃木坂46」って検索したんです。そしたら、オーディション開催中と書いてあったんです。だから、家に帰ってお母さんに、恥ずかしさを抑えながらさりげなく言ったんです、「受けていい?」って。すると、お父さんもお母さんも、「受けてみな!」って勧めてくれて。絶対受からないと思いながら、受けてみました。
――すごいですよね。急に人生が開けていくのが。今でもオタク的な要素は残ってます?
掛橋沙耶香 はい(笑)。お仕事が終わってすることは、ゲーム実況を見てげらげら笑っているか、アニメを見るか、どっちかです。あとは、パソコンで何かの番組を見るか、ですね。
――1日オフだったら、どうします?
掛橋沙耶香 夕方まで寝て、ケータイを開いて、まずは新しいゲームアプリが出たか、チェックします。で、永遠にゲームをします。