2022-06-20 11:30

乃木坂46山崎怜奈、“努力と優しさ”でたどり着いた現在地

TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(以下:ダレハナ)がスタートして1年半が経過した。これまでに多くのゲストを迎えているが、相手のことを知るために山崎は毎日さまざまな準備をしている。ラジオ番組を持っていれば聴いておくし、著書を出していれば読んでおく。ラジオパーソナリティとしては当たり前のことなのかもしれない。しかし、彼女が周りと違うのはその後の行動である。例えば、映画や舞台の公開を控えているゲストを迎えたならば、後日その作品を見に行くなど、上辺だけで終わらせない姿勢は尊敬の念に堪えない。まさに彼女にとっての学びだ。

自分の代わりはいくらでもいる

乃木坂46のライブで魅せるキレのあるダンスに反して運動神経が悪い山崎は、さらにもう一つ不器用なものを抱えている。それは、頑張りすぎてしまうことだ。帯番組のラジオパーソナリティを務める山崎は、番組から夏休みを与えられても断っていた。自分の代わりはいくらでもいるから、休むことで自分の席を誰かに取られてしまわないか不安なのだという。

確かにラジオパーソナリティの代わりならいくらでもいる。しかし“山崎怜奈”という代わりはどこにもいない。ダレハナには彼女の力が必要なのだ。山崎が体調を崩した時、これまでにゲストとして登場した著名人たちが日替わりで代演を務めた。人との縁を大切にしているからこそ、周りも山崎に手を差し伸べる。巡り巡ってたどり着いたのは肩書きだけでなく、人との縁を大切にする彼女の努力と優しさだったことに私は気付かされた。

追伸
先日、山崎怜奈さんが乃木坂46卒業を発表しました。
本文でその話題に触れなかったのは、それよりも前から彼女の人柄についてコラムを書こうと決めていたからです。私の胃は山崎さんと同じように弱く、卒業発表を知ったときはコーヒーを控えました。ただ、文章を作成しながら「私の肩書きってなんだろう?」と考えていると、気付いた時にはブラックコーヒーを飲んでいました。

歴史のじかん
▼Amazonで購入

MARQUEE Vol.138
▼Amazonで購入

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 乃木坂46賀喜遥香の表紙カット解禁!流木に座る姿が印象的な1枚
  2. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  3. 日向坂46松田好花のラジオが聴取率V4!“ああ言えば松田”で局の「偉い人」にも噛みつく“名物”クレーマー松田も復活‼
  4. 日向坂46丹生明里卒業SP!河田陽菜と『ラストおみそしる』表紙カット解禁
  5. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  6. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  7. 「おいBUBKA編集部、“名物”クレーマー松田ってどういうことだ!」日向坂46松田好花、真夜中の怒りとクレーマーとしてのホコリ!?
  8. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  9. 「九州女子翼」新たなビジュアルで東京定期公演
  10. AKB48大盛真歩、巨大な鯛焼きと“おでこぱしー”
  1. 乃木坂46賀喜遥香の表紙カット解禁!流木に座る姿が印象的な1枚
  2. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  3. 日向坂46松田好花のラジオが聴取率V4!“ああ言えば松田”で局の「偉い人」にも噛みつく“名物”クレーマー松田も復活‼
  4. 日向坂46丹生明里卒業SP!河田陽菜と『ラストおみそしる』表紙カット解禁
  5. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  6. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  7. 「おいBUBKA編集部、“名物”クレーマー松田ってどういうことだ!」日向坂46松田好花、真夜中の怒りとクレーマーとしてのホコリ!?
  8. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  9. 「九州女子翼」新たなビジュアルで東京定期公演
  10. AKB48大盛真歩、巨大な鯛焼きと“おでこぱしー”